殆どといっていいほど知識の無い縄文時代ですが、日本の美意識の原点を見に行ってみよ~と軽い気持ちで前売りを買っていた。
・・・・会期末期じゃねーかっ!!
てな訳で行ってきた。
後半、史上初の試みがあるとはいえ、縄文時代に興味のある人ってこんなにいるんだ。と驚いた。
史上初の試みってのは、縄文時代の出土品って9万点を超えているんだよね。勿論まだ見つかる可能性は高い。ついでにバブル期にぶっ壊されたものも結構多い。所詮急速な発展の前に「金にならないモノ」ってのは無力に等しいからね。って、話が逸れた。
仕切り直して、縄文時代の出土品で国宝指定されているものは6件。しかも国宝指定されたのはいずれも平成の世に入ってから。それらが一挙に初めて勢揃いする(6件のうち2件は7月31日~)。
会場に入って先ず行ったのはそれらが全て集まっているコーナー。教科書に載っている御方達がいっぱいです。
大体縄文時代の中期~後期に作られているもので、今見ても凄いと思う。土器って事は焼いてあるわけだよな?どうやってこんなもの焼いたんだ?と思うと同時に、焼成温度や窯の形状は?燃料は?焼成時間は?土と水の混合率は?などなど、謎がいっぱい浮かんでくる。ま、一般的な考え方だろう。
それが終わると草創期~晩期の、全国各地の様々な土偶、土器、遮光土偶、岩偶、土製品などを辿っていけます。教科書で目にしたことがあるというレベルのものが多いが、実物を見るのは初めてという人ばかりかと思う。
出土は関東から東北が多い。ちなみに前述の全国というのは、今の日本の形状においての全国なので、北海道も沖縄も入る。
個性がそのまま地域差となって顕現していたり、時代ごとに流行があったり、そういった点では現在もそう変わらんなと思ったが、どういった交流だったんだろう?と思った。そして言語は通じたんだろうか?中央集権制度が確立していたのなら、所謂お国言葉と中央で使う言葉双方を会得していただろうけれど、そういったもののない世界ではどうやって会話を成立させていたんだろう。
もしかしたら、移動範囲自体がそう広くないからリレー形式のように伝播していったのかもしらんな。
縄文というからには縄や縒り紐でつけられた模様も良かったが、深鉢に彫られたデザインもまた秀逸でした。
最後の方は縄文の美が近代の芸術家達に与えた影響などを紹介していました(一部撮影可)。
その他エントランスにはレプリカで実際に触ることの出来る土器が安置しておりましたが、指先で弾くととても高い音がした。実際の縄文土器って、分類でいうと磁器になるんですかねぇ?
その後外に出て、自販機が軒並み売れ切れになっていることに愕然とし、水分なしでお弁当を食した。自販機にコーラはあったけど、缶のコーラで500mlだったんだよね。
コーラでごはん食べる習慣はないし、飲みきれない事は分かりきっていたので買わなかった。けど、こういう時に限って朝から一切水分摂取していない。ことに加えて、持参しているものもなし。よく倒れなかったな(苦笑)。
移動先は近くの西洋美術館。 『ミケランジェロと理想の身体』と題されてても、これはミケランジェロ展ではなく、古代ギリシア・ローマ及びミケランジェロが生きていたルネサンスに理想とされていた男性の身体美についての展示。ってことで、とかく酔いしれて下さい(笑)。ここでも一部撮影が可能ですが、それ知らなくて会場に入って悔しい思いをしました(デジカメを取りに戻れなかった)。
360°見られる立体物は後ろや横から写真を撮るのが好きなんですよ。
ミケランジェロ展ではないといっても、目玉に据えられているのは彼の初期の作品でスペインの内戦で破壊された《若き洗礼者ヨハネ》と壮年期の作品《ダヴィデ=アポロ》(未完)。
前者は修復された後スペインとイタリアのみでしか公開されていない。後者は未完ゆえに、ダヴィデなのかアポロなのか分からない。どちらとも解釈出来るので。ちなみに2点とも初来日♪
女性美が取り扱われても男性美が取り扱われることって先ずなかったので、面白かった。てか、うっとりするような身体美にはやはり筋肉が欠かせないだろう!!(力説)
・・・・あ、勿論男性だけではなく女性もな。筋肉ついていないと細っこいけど、年いってから肉垂れやすくなるし、何よりも寝たきりになりやすくなる。敏感な年頃とはいえ、本来蓄えるべき時代に削り落とすって何?本当に落とす必要がある子なんてそうおらんだろうに。
おっと話が逸れた。
彫刻の他、絵画や建築などで名を残したミケランジェロだが、彼は彫刻家を自負していた。特出した才能を持っていながら本業以外をやることについては「時間の無駄」とまでばっさりと切り捨てている。
展示素は70点と少ないので2巡しても17時にはなっていなかった。
でー、御徒町で買わなきゃならんもんを購入してもまだ時間に余裕があったので、徒歩で秋葉原にgo!実際そんな大した距離じゃあないし、飲料200mlだけど摂取したし。ってなわけで歩いていった。
言わずもがな、途中で日本百貨店食品館に寄る事も忘れずに。
場所はアキバスクエア。出店は100近い。
秋葉原のミネラルマルシェはアクセサリーのモンスターバーゲン(大安売り)が多いと感じる。場所柄ですかね?とかく通路が狭いので荷物は預けた方が無難。
ミネラルマルシェは店名の幟に商品が税込みか否か、カードが使えるか否か、外国人出展者が日本語で話せるかなどといった情報がアイコン表示されている。それから、黄色いハッピを着た人がガイドさんなので、頼りにするといいでせう。ただどんなものがあるか見てみたい場合は、少なくとも会場を1周してみる。ま、分からない時は兎に角聞く。これに限る。
自分は会場の地図を見てお馴染みのお店に足を運んだりしておりました。どうも今回は元気が無いのか赤系の色を探している自分がいました。予算と品質が好みのものが見つかったのは嬉しかったのだが、自分が思っている以上に弱っているようで、まだしっかりと対面出来ていない。
あとは小道具ですかな?青い光の出ないBLも欲しかったのだが、ハイパワータイプのLEDライトを買いました。LEDと白熱灯が一緒になっているのも欲しいのだが、先ずはこれだけ。
あ、ミネラルマルシェは来年渋谷にも会場を設けるそうです。期日は6月28日(金)~30日(日)とな。
秋葉原のミネラルマルシェで、しょーこりもなくブレスレットを購入。
在庫処分?と思しき価格でした。モノはタンザニア産のオレンジガーネット(ヘソナイトガーネット)。ラベルを見る限り品質はトリプルAだった。
一つ問題なのは、思ったよりも自分に似合わず、かつ合わせる服が難しいということだ。
↓コレな。相変わらず正しくない手だが。
もっと手入れをすべきだが、良くなる見込みは全くなさそうだな。
日焼けをしているので、去年よりも肌の色は濃い目。毛は現在冬毛に生え変わり中。