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昨日の不倶戴天の敵は 今日の刎頚の友

日がな一日世界の傍観者となって独り言をのたくった跡

一応史実も踏まえてはいるが

 『太平記』を元ネタに詩を書いたものをHPにアップ。これで7篇目ですな。今回はいつもとは異なり、流れに縛りをなくしてみた。それでもこれどう考えても和田(にぎた)七郎だろう!?というものとかありますがね。

 ・・・・あ、和田七郎って、楠木正季のことです。

 その前に本日のお茶。

f:id:runningwater:20140801015230j:plain アイス玄米茶と明治製菓さんのDewショコラのオレンジ。

 

 で、詩の方をのっけてみた。

 

            天 底

 

     限りなき歴史(とき)の埋め草
     永久ではない、永遠の 思いの連鎖
     二儀の間で眠(ねぶ)り覚まさけん
     おまえの誕生によって・・・・


     今際(いまわ)の綴目(とじめ)に思いし事
     今際(いまわ)の 綴目(とじめ)に思いし事
    

     羽(わね)の音(あと)だけ空に残し 視界から遁(のが)れる
     暮れきらぬ空に無言(むげん)に呼び掛ける
     取り残された残像(うい)に ただただ胸を焦がす
     今 心がとりとめもなく已(や)んでゆくのを感じる


     溢れた涙の痕が消えぬまま
     望まぬ高みへと誘われてゆく そんな我が傍にあるものは一体何か・・・・
     この身を引き裂きたい思いに抗い 目裏(まなうら)に焼きついた記憶でこの世に身を繋ぎ止める
     繰り返す悪夢(ゆめ)も 動乱の果てに露となればよかったものを――


     今際(いまわ)の 綴目(とじめ)に思いし事
     今際(いまわ)の綴目(とじめ)に 思いし事


     誓いが腐敗してゆく
     螢火を冬にまとうような現実
     比類なき願い ――それに凡(すべ)てを賭しても良いと思っていた
     そして今 その思考は問いとなる


     もう、後はない
     だが
     その答えが聞ければ充分だ
     ――いざさせ給え


     今際(いまわ)の綴目(とじめ)に 思いし事
     今際(いまわ)の 綴目(とじめ)に 思いし事


     幾度器が変わろうが
     決して・・・・そう、決しておまえの御魂を間違ったりするものか
     それが例え禁忌とされるものであっても
     和(にぎ)みし力も荒ぶる力も 全ておまえなのだから


     今際(いまわ)の 綴目(とじめ)に 思いし事
     今際(いまわ)の 綴目(とじめ)に 思いし 事


     眠(ねぶ)りを覚まさけん 歴史(とき)の埋め草
     二儀の間で続く思いの連なり
     永久は終わりを告げる
     そして おまえの誕生により永遠が始まるのだ