昨日の不倶戴天の敵は 今日の刎頚の友

日がな一日世界の傍観者となって独り言をのたくった跡

つらつら駄文

 旧ブログの方が開けないので、同じネタをこちらにも振ってみる。まぁ、内容は相変わらず。

 

 先日NHKでペリリュー島の戦いを当時の映像を交えて番組を制作していたが、ファンタジーというか虚構の世界でしか在り得ないと思っていた、両軍の精鋭部隊の血戦が繰り広げられていた事に頭を抱えた。
 激戦地区だったという事は知識として知ってはいたが、実際映像を見るともう絶句。この、フレームアウトした世界ではもっとすざましい事になっていたんだろうな。とまでしか想像力が働かなくなっていた。

 当初長くても2、3日で終わると考えられていたそれは、想像を絶する長期戦闘になり、そしてあまりの被害の大きさに故意に(?)忘れ去られた。
 硫黄島の攻略を「俺達の栄光の所業」などと言っている退役軍人共がいるが(過去のブログにその話を書いたが、一体いつだったか・・・・)、コレについてはどう考えているんだろうかねぇ。

 あと、核の使用によって戦争を早く終わらせて犠牲者を少なくした。というのがアメリカなどの主張だが、じゃあ核の時代を開いた責任はどう取るつもりなんだ?と問いたい。始めたんじゃあなくて終わらせたんだという人もいるだろうが、時代が連綿としている以上、終焉と劈頭は同じなわけで新しい時代の幕を開けさせたのは間違いなかろうに。

 

 明日は終戦宣告日です(記念日というと語感が悪いのと、書類上終結したのはこの日じゃあないから、あえてこう書く)。
 日本の暦を見てみればお分かりになるかと思いますが、この国の暦には戦勝記念日なるものは存在していない(暦によっては真珠湾攻撃やらが明記してあることもあるが)。・・・・・・一体これ、何を意味するんだろうかねぇ。

 

 それはさておき本日のお茶。

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 お茶は静岡茶
 お茶請けは山梨県甲府市のちぼりチボンさんのはづみ野落花生。半分は麿さんへ。麿さんは前回のも今回のもお気に召してくれたご様子。