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昨日の不倶戴天の敵は 今日の刎頚の友

日がな一日世界の傍観者となって独り言をのたくった跡

健診と宗像大社国宝展に行ってきた

  ミラーブログ。 


  健診の結果で当日分かったものの結果は一部除くあまり変わらず。
 
 それは措いといて、その後出光美術館でやっている宗像(むなかた)大社国宝展に行ってきた。
 古代地方史が好きな人や離島文化が好きな人には、もう堪らない展示。
 タイトルは宗像大社とあるが、メインは勿論沖ノ島。島内で得た情報を島外に洩らせないし、入島するに当たって禊が必要、女人禁制(祀っているのが女神だから?)など、今でも守秘義務や戒律の厳しい場所として知られている。

 

 じゃあ何で発掘調査が行なわれたり、写真集が出ていたりしているのか?これからも守り続けるためですね。
 出光の創始者が、この界隈の出身。で、事業者として成功して一時故郷に戻った時、あまりの荒廃具合に愕然とし再興し始めた。のだが、資料などが散逸してしまって空白の時間が分からない。じゃあ、発掘調査をしたら紙資料以外の資料が出てくるかもしれない⇒とんでもないことが色々と判った。

 

 宗像大社は、宗像三女神を祀っている。その神様の起源は古く古事記においても初期の段階で出てくる。
 古事記に出てくる神様達は元々その地方で信仰された神が中央によって整理されたもの。時代によって海運の巡航の守護が強調されたり、海に関わる神様の中で最強の海防力を誇る神など、多少変化はしているが海に関わる神である事には変わりない。

 して、沖ノ島は九州と対馬の丁度真ん中に位置する。地理的にも朝鮮半島や中国大陸とは近いわけで、影響が受けて取れる事は現在でもよく分かると思う。ちなみに『源氏物語』にもその影響が見られる。
 沖ノ島では神の祀り方が岩上、岩陰、半岩陰・半露天、露天と変化していっているのも興味深いが、発掘調査で見つかったものの半島と大陸、本土の影響というのがはっきりとしていた面白い。

 

 遺物自体も古墳時代のものと古いものも多く、中央との繋がりの変化も見て取れる。
 海の正倉院と称されるだけあり、イランのササーン朝のカットグラスなんかもありました。写真でよく見られる瑠璃碗を思い出していただければ、何となくお判りになるかと。
 また真珠もありました。古墳時代から日本の真珠は特産品として中国に献上されてきたとのこと。真珠の養殖が盛んになったのは明治の頃からだが、質の良さはその前から認められていたというわけ。
 日本もガラスは飛鳥時代から作られていたそうだが、あまり普及した感がないのはどうしてなんだろうかね。

 中央との繋がりも奈良や平安時代に編纂された書物、例えば『延喜式』などに記載されている。その為か、特別出品として伊勢神宮の古神宝で類似性の高いものが展示されていました。


 中世などの行動を見ると、鎌倉後期に見られる悪党となんら変わらん。あと、中国人の奥さんを持ち、その息子の弟も中国人の妻をもらいってなこともあった。その妻にも所領や権限がちゃんと与えられていた(ってことは、昔の方がグローバリズムな感覚があったということか?)。
 展示の解説には「中国人」として括られているが、あくまで大陸の人であって、どの民俗かまでは分からない。
 戦国時代になる頃には、血の断絶の恐れや色々とあったようだが、結果福岡藩の庇護の下でほぼ現在のような形状になった。展示品の中には戦国時代以降のものはがっぽりと、ない。が、仙涯や貝原益軒が言及していることから知名度がある程度あり、比較的安定していた時代だったんだろうか?と思う。

 

 ショップでは気に入ったポストカードがあったので幾点か購入して帰りました。そして出光美術館といえば、(懐に少し余裕があれば)帰りにラ・メゾン・デュ・ショコラさんとパティスリー・サダハル・アオキ・パリに立ち寄る事が定番コースとなっている。例に漏れず何をやったか想像に難くないだろう。特に後者は麿さんが好きなので、ちゃんと麿さん用にお土産を購入して帰りましたよ。

 

 本日のお茶!

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 お茶は茎焙煎(茎焙じ茶)。お茶請けは島根県松江市は彩雲堂さんの伯耆坊。と、埼玉県秩父市は菓子工房玉木屋さんのハロウィンどら焼き。勿論中は南瓜餡♪

 

 日本の三大和菓子どころの一つである島根県(つーか、松江)だが、茶の湯が基盤となって菓子どころになっているので、普通のお茶に合わせるには甘いもの(味がしっかりめのもの)が多い。
 ついでに松江は分からないが、お茶の里である唐川エリアのスーパーは和菓子類が充実していて楽しい。

 

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 先ず、ツッコミ禁止。
 お茶は台灣の烏龍茶。リンシャンシーって言ったかな?台灣紅茶を買った時におまけに頂いたTB。兎に角香りが良い。
 パッケージに書かれている淹れ方を見て思ったんだが、台灣って句読点を真ん中に打つんだねぇ。淹れ方もお湯で淹れる方法と水出しと両方記載されていた。今日は熱湯抽出。

 お茶請けはパティスリー・サダハル・アオキさんのフォンダン オン マロン ギフ。半分はたまたま居合わせた兄貴におすそ分けしました。麿さんには勿論1個。好きだということを知っていたのでね。
 一言二言感想を述べた兄貴が去った後、「言う事はそれだけ!?」と言っていた。そんな麿さんは絶賛。
 
 もう一つの大きいのは、ラ・メゾン・デュ・ショコラさんのプレイエルのミニ。本当はシトロンが欲しかったのだが売り切れだった。ハーフサイズを買っても良かったのだが、うまく切れる自信がなかったのでこちらにした。

 今日はお茶請けがこれと決まっていたので、それに合わせてお茶を選んでみた。相性?勿論良かったよ♪