昨日の不倶戴天の敵は 今日の刎頚の友

日がな一日世界の傍観者となって独り言をのたくった跡

この世界の神って・・・・・・

 タイトル仰々しいですが、特に大したことが書いてあるわけじゃあない。

 例の如く意味調べノートをパラパラめくっていたら、「the god of this world」という言葉が目に入った。「G」ではなく「g」なのでこの神は所謂「主(しゅ)」ではないなと断定出来る。

 なら、この「神」とやらは一体何を指すんだ?と思って意味を見たら、「悪魔。魔王」とあった・・・・・・。

 

 ということは、だ。この世界というのは一体なんだ?それとも「この世界」というのは「世界」そのものではなく、「世の中を動かすこと」なのか?よく言う(?)だろ。欲望というのは全能なのだよ。ってさ。

 この悪魔とやらは英語だと「demon」の方なんだろうな、恐らく。何でかって言うと、demonの語源がdaimon(守護神)だから。キリスト教普及前は、位置的には天使に該当する。精霊や妖精もこの類。妖精はまたの名をLost gods(失われた神々)という。ついでに日本の妖怪もそうだよ。前の日記にも書いたけど。

 あ、由来からの名残か、demonにも精霊といった意味が含まれている。守護霊になるとnuminaという言葉になり、完全に別物になるようだ。

 キリスト教では悪魔だが、ユダヤ教だと神より僅かに下の神的存在。但し扱いは精霊。じゃないとヤハウェが唯一絶対神でなくなるから。曖昧だが、確か『ヨブ記』だったかな?に神とその悪魔とが話す場面がある。「ヨブの信心試すためにいじめていい?」とか何とか言って許可を請ういている。ってーか、それを許す神も神だよ。そんなに吾子(あこ)の愛を信じられんのか?

 

 悪魔といったらdevilって単語もあるじゃんとお思いの方も居られるかと。心理学的なことはここでは省くが、宗教的な観点から言うと知識を完成させるのに必要なものであり、光をより輝かせるための対極的存在が体現化したもの。という認識。Force Majeur(強圧)という別名も持っていることだし。

 

 Satanは?という人がいるかもしれないが、あれは固有名詞。

 

 脳内知識総動員したら知恵熱が出てきたので、もう考えるのは止める。ネットを使えばもっと詳しく出ているかもしれないが、レベルに合わないものを手にしても、それは自分にとって沈黙の文章にしかならんのでそれはやっていない。

 もしこういった解釈もある。と分かり易くご教授頂けるのでしたら幸いです。