昨日の不倶戴天の敵は 今日の刎頚の友

日がな一日世界の傍観者となって独り言をのたくった跡

外は寒けれど、花の勢いは誰にも止められはせぬ

 父と花の話をしていた。

 で、現在自宅の鉢に咲いているマメ科の花で、何と言っていいか分からない花の色のものがある。それを、「あの色に最も近い色彩の固有名詞を敢えて上げるとするならば、鳩羽紫だね。」と言ったら、一冊の本を渡された。

 日本人と色彩に関するその本をこっちに渡す時に「それなりに教養が高くないと読めないよ。」という科白をつけて寄越した。

 

 己の教養のなさくらい自覚しとるわっ!!というのを堪え、先程少しばかり読みました。教養もさることながら、想像力がないと読めない。というのが素直な感想。そして、最近想像力を使って脳内にカラーの風景を組み上げる事もなかったなということに気がついた。

 世の中がこんなにも色や光に溢れているのにそれに気がつかないってことは、どれだけ刺激というのに慣れきってしまったんだろう。と思わずにはいられなかった。特に春先なんて萌え出ずる色彩に瞠目するが如き季節なのにな・・・・。

 

 本日のお茶。

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 お茶はたっぷりミルクのウヴァ。

 お茶請けは茨城県ひたちなか氏さんのサザコーヒーさんのびすこいと(カステララスク)。ちょいと散らかるが歯ごたえや歯触りも大変好ましい。