昨日の不倶戴天の敵は 今日の刎頚の友

日がな一日世界の傍観者となって独り言をのたくった跡

桐の花

一年、四季、十二ヶ月、二十四節気、七十二候の中、 七十二候程無視されているものもないよな。今時分の気候に合致していない所為もあるが、清明節初候に桐始めて花咲くというのがある。

 材としての桐は知っているのだが、じゃあ実際花ってどんな形でどんな色なんだ?といわれると困る。花の色は薄紫だったと記憶しているが、果たして実態はどうなんだろうか?木もどんな感じか何となく答えられはする。伝わるかどうかは分からんが。

 

 世の中知らないことの方が多いとはいえ、知っておいた方がいいという項目が多過ぎる気もする。尤も現代社会を支えているものを知ろうなどと思ったら、それこそ知らぬが仏で、気が狂いそうになることを覚悟しなきゃならなくなるが(各々の感性によるかもしれん)。

 ここでいう知っておいた方がいいというのは、一般常識やマナーといった、直接自分に利するものなのではなく、知らなくても何ら困らないしむしろ知らなかった方が良かったんじゃないか?というもののことを指す。

 自分は「この世界で生きたい」ので、敢えてそれらを無視する。矛盾の対価も払えなければ、荒れ狂う大海に延びる小さな一本道を歩いてゆけるほど均衡性を保つことなどで出来やしないから。

 良くも悪くも人は易きに流れるものとして開き直っています。

 

 何かタイトルと乖離してしまったね。

 

 本日のお茶。

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 お茶は宇治のオーガニック烏龍茶。発酵度は高めなので、東方美人にも似た味。

 お茶請けはSさんから頂いたもの。ご馳走様でした<(_ _)>