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昨日の不倶戴天の敵は 今日の刎頚の友

日がな一日世界の傍観者となって独り言をのたくった跡

史蹟を巡り、ルーブル美術館展とマグリット展と若冲と蕪村展に行ってきた

 本日もサボタージュ
 朝起きて、さってどーすっかなー。と考えを廻らせる間もなく、即決した場所があった。それがタイトルの史蹟なのだが、それは後手に回す。

 史蹟を巡った後はそんなに人通りの多くない駅前でのんびりご飯にしまして、次に向かいましたは乃木坂。有名な神社があるのだが、あまりに結界が強すぎて近寄れない(滝汗)。


 ルーブル美術館展とマグリット展は国立神美術館の階違いで開催。
 まず赴いたのはルーブル美術館展。風俗画を軸として展開。今回はフェルメール天文学者が初来日。地学者と構図が似ているのでよくセットで説明されることが多い(依頼主が同じ?)自分は地学者の方は見たことはあったのだが、こっちは初めて。存在は知っていた。
 
 遡れば文字を持つ以前よりも早く風俗画は描かれている。プロローグではそんなに遡らずに紀元前のエジプトやギリシアの壷や墓碑などに描かれた風俗画などを紹介。
 絵画のジャンルが確立し、ランク付けが成され、最も身近であるが故か静物画や風俗画の地位は低く、殆ど描かれることがなかった。それは展示作品の作成年数が17世紀以降のものが多いことから窺える。こういうところから、感覚が違うんだなー。とひしひしと感じる。

 風俗画を鑑賞するに当たり、簡単な説明はされているものの、当時の社会的情勢などを事前に知っていればより深く"ツッコミ"が入れられることだろう。笑えるというわけではないのだが、「どっちもどっちやのぅ。」と言いたくなる物が幾点かあった。盗ったり盗られたりと忙しいこって。と思った。
 最後の方に室内の女性というカテゴリーがあったのだが、これは男性主観の妄想の産物?と思わざるを得なかった。

 途中映像コーナーが設置される予定だったのだが、機器類の具合がよろしくなかったらしく断り書きがされていた。
 寒かったこともあり、比較的早めに見て回った。で、ショップでポストカードとコラボ商品を購入するっと。

 

 

 マグリット展は2階で開催されており、ショップで購入したものをロッカーに突っ込み、水分補給してから挑みました。

 初期の作品から、有名な作品に移っていく過程が楽しめます。中にはこんなものを描いていたんだ!というのも数多くあり、衝撃的でもある。
 ただこれ、個人的には「理解しようと思わないこと。」に徹した。抽象画を観るのと同じで、音楽を聞くが如く作品に触るを貫いた(←解説が理解出来るほど脳の出来が良くなかっただけの話だろ)。
 所蔵作品は世界10ヶ国以上から130点もの作品を集結させているので圧巻です。本国ベルギーが所存しているものも多いのだが、個人蔵や日本が所持しているものも多かった。

 ここも寒かったので気になった作品以外はさらっと流して外に出ました。

 

 次に行ったのはご近所にあるサントリー美術館。ここでは生誕300年記念展示、若冲と蕪村展が開催されている。
 ここの美術館は展示替えが多いので、人によっては会期中に幾度も足を運ぶことがあるそうだ。

 生まれた年は同じながら場所も家柄も全く違う二人の天才画家を比較して、その軌跡を辿っていく展示。二人の共通の友人等が幾人もいながら、二人が交わったという記録は見当たらない。京のお家が極近所であったのにも関わらず。


 現在知られている蕪村が出した500通以上の書簡の中にも若冲に関することは見当たらないのだそうだ。謎ではあるのだが、色々と想像する余地があるので、二人の関係を考えながら二人の作品に触れていくという鑑賞方法もオススメ。

 蕪村よりも20年近く長生きした若冲だが、交友のあった人達が徐々に黄泉(こうせん)の客となってゆくのをどんな思いで眺めていたんだろう?と思う。今の時代にしても長生きの部類だし。
 二人の最晩年や晩年の作品も展示されていたが、衰えなんぞ全く感じられず圧倒されました。老いて尚矍鑠(かくしゃく)也。

 展示を見終えた後は相変わらず地下でお買い物をして帰途に着く。
 


 本日のお茶。

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 お茶は抹茶入り玄米茶。

 お茶請けは府中市は青木屋さんのくろどら。開けた時に香りが普通のどら焼きとは違うことに気がつく。美味しかった♪