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昨日の不倶戴天の敵は 今日の刎頚の友

日がな一日世界の傍観者となって独り言をのたくった跡

ボッティチェリとルネサンス フィレンツェの富と美展に行ってみた

 イタリアの門外不出リストに掲載されている作品が来ていたそうだが、その時期は行けず。
 
 始めはボッティチェリが生きた時代は金融業と芸術が切り離せない時代だったというので、当時フィレンツェが発行したフィオリーノ金貨というものと、それが初期のルネサンス期まで国際通貨となることが出来たことが説明されている。

 フィレンツェの金融業を取り仕切ったのは銀行家でもあったメディチ家。そのメディチ家が芸術家達を支援し、生み出された作品群の中にボッティチェリが入っていた。

 

 今回展示された作品は、国内史上最大規模だそうです。尤も工房制作も含みますが。

 自分が見てみたかったのは、ウフィツィ美術館所蔵の至宝、横幅5mにも及ぶフレスコ画《受胎告知》。
 背景は当時のフィレンツェの高級住宅の寝室そのものなのだが、色使いと文様にうっとり。画像は出回っていれど、実際の作品自体が大きいのでこれは圧倒されに行くべきだろう。と思ったのが行こうとしたきっかけ。
 金融業から芸術を見てみるという視点も面白かったが、じゃあそれだけで1500円払う価値はあるのか?と問われると微妙。可もなく不可もなくってところだな、自分としては。

 最後はメディチ家の凋落とそれに伴うボッティチェリの変容で締めくくるのだが、受ける影響によってこうも変わるもなのか。とある意味寒心しました。

 

 もういい加減まぶたが仲良くなってきているのでこの辺で。