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昨日の不倶戴天の敵は 今日の刎頚の友

日がな一日世界の傍観者となって独り言をのたくった跡

備前刀剣王国 第一期展に行ってきた

日本文化 美術館・博物館

 場所は刀剣博物館。風の中に秋の気配を感じられる中、自転車で行ってきました。峻険な坂が多いので速度を出し過ぎないように注意しながら。

 

 第一期は23日まで。で、取り扱い時代は平安末期から鎌倉後期。第二期は今月の25日から11月1日まで。取り扱い時代は南北朝から室町♪

 刀剣自体は流派といえるような流れが確立していなかった時代のもの、つまり古備前、一文字派、それから鎌倉時代に確立した長船派という展示でした。拵えやちょっとした紙資料はあったものの、それを含めても総展示数は40に届くか否か。

 

 外国の方もそうだが、そういった展示会場には似つかわしくないのも多かった(如何にも付き添っています風)。

 以前来た時はこんなに人はいなかったんだけどなぁ?

 

 刀剣博物館は鑑賞(観賞?)し易いように照明が工夫されているので、あまり腰を痛めずじっくりと鑑賞出来ます。他所だと鍛えとか刃とか刀剣の個性を光の反射を使って観賞するに際し、中腰で茎(なかご)から切っ先まで上下運動をしながら移動するという手段を用いないと観賞出来ないことが多い。観照が出来るくらいの眼識の持ち主ならそんなことはないんだろうけれど。

 

 見ていて二振りばかし斬りこみ傷を持っていたのがありましたね。どういう経緯で負ったものか分からないが、思わずぞくっときました。

 

 展示されていたものは、姿の美しさに定評のある友成、鍛えの良さに定評のある正恒、那須与一の佩刀の成高、後鳥羽院の七月鍛冶の宗吉、大正天皇が東宮時代に東郷平八郎に下賜した吉房、長船派の三大名工の光忠、長光、景光と有名どころ多数。

 

 一文字派は絢爛豪華で華やかなものが多いので、後世バサラと称された人達が好んだと言われている。バサラの祖とも言われている佐々木導誉も一文字派の太刀を所持していた。特に銘がなかったらしく、 導誉 一文字として今に伝わっている。

 南北朝ネタで攻めるなら、景光忘れちゃならんよね。三房の誰だか覚えてはいないのだが、その彼から楠正成に下賜されたのが、明治天皇のお気に入りだった楠公景光。

 

 あ、展示品は太刀が多いです。で、勿論太刀と刀の刃の向き方は変えてあります(変えてなかったら専門機関としてどうよ!?と突っ込みたい)。

 

 第二期も行く予定でいる。特に南北朝時代のは背負い太刀(野太刀)と言われ、大きい・長いものが多く、後世に磨(す)り上げられて銘がなくなっているものが多いので、どんなのに出会えるか楽しみです。

 

 本日のお茶。

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 お茶は14年はダージリン1stフラッシュ、テューザム茶園のもの。少し濃い目。

 お茶請けは5色レーズン。