詳しくはここを参照していただくとして、行ってきました。↓へ。
武蔵御岳(みたけ)神社!
武蔵というか武蔵野方面は東京東部とは異なり、結構城跡が残っているんですよ。檜原城、小野路城、初沢城、戸倉城、深大寺城、八王子城、片倉城、辛垣(からかい)城、高安寺城、高月城、滝山城、三輪城など。後北条氏の経歴を知っている人なら絶対知っている(←誰かコイツを止めたれ)。
はい、話元に戻しまして、今回は非常に珍しく保護者もとい同行者が居ります。キラズは免許持ってませんので。
タイトルにあるように、目的は明確にここに行く。と決めたわけではなく、奥多摩方面に行くとだけ決めていた。理由?今新蕎麦の季節だし、奥多摩方面は蕎麦どころが多いから。あとは行き当たりばったリです。つまりだ、出たとこ勝負じゃけん。
天気は曇りながらも、そう寒くはなく(←オマエはな)紅葉・黄葉が見頃でした♪
参道を徒歩で歩くことはせず、下からはロープウェイで。パスモが使えることにちょいとびっくり。ちなみにわんこも運賃が掛かります(詳しくはHPで)。
ロープウェイから降りた途端、やっぱり来ましたねー。ただ相性は良いらしく、ふわっと包(くる)まれるような温かさがありました。
見晴らしはこんな。空白のように見える部分は空ですよ。
寒暖の差がはっきりとしているので、色が綺麗ですな。
何の花だろう?
向こう側。
ここいら辺から徐々に結界の肌触りに変化がみられました。人の通らない場所の地面から陽炎のように空間を歪めてにゅろんと何かが伸びてきたのは岐度目の錯覚に違いない、うん、そうであろう!!
黄葉も負けてはいない。
判りますかね?
白い小さなぽむぽむしたものが枝についているのが。
桜です。十月桜か冬桜のどちらかだと思うのだが、吐く息が湿気を帯びた寒気帯に放り出されるような輪郭を描いたので、恐らく冬桜だと思う。
神代杉。
かなり急な坂から見上げないとならないので、辛いといえば辛い。
写真は撮っていないが、この下の方に濃ーい赤紫色の紫陽花が咲いていました。
これが青空だったらさぞ美しかろうな。
隣は宝物殿です。創建が8世紀と古いので、平安時代のものもあるとのこと。
この後お守りなどが売られている場へ。
今回御朱印帖を持ってきていなかったので、その場で購入。表表紙。
裏表紙。向かい合わさっているのは山狗(日本狼)。これを見た時、脳内に陰陽座の「天狗笑い」が流れていたことは言うまでもない(笑)。あぁ、山の神さんなんね。と。
御朱印です。手帖と一緒にだとセット割りになるようだ。
字が能(よ)いって、いいねぇ~。
本殿の奥はわんこは立ち入り禁止区域。ついでに基氏くんの足跡めっけ♪⇒延文4年(1359)管領足利基氏により社殿修築。だそうな。尊氏・直義兄弟、彼からすると実父と義父ですが、どんな思いで16年に及ぶ兄弟喧嘩を見ていたんだろうな。と思う。直義は基氏の兄こと義詮とも不仲。加えて直義は尊氏が生涯決して実子として認めなかった次男坊の直冬の義父。・・・・うん、まぁ余談ですがね。
して、ここに入った瞬間、キタ。全く空気が違うのと、まとわりつくような重い空気がのしかかってきた。すぐ楽になったけど、思わずうわっって小さく叫んじまったい。
山頂にて候。
左奥には何があるとか言うと↓。
奥宮。つまり遥拝所。所要時間はここから徒歩1時間ほどだそうだ。
当然装備の都合上行けない訳で、礼拝して去りました。
この後ロープウェイまで歩いて行った時、同伴者の方が「こう薄暗いと天狗でも降りてきそうだな。」と言った言葉に妙に納得がいきました。
ロープウェイは2台あり、赤いのが御岳号、緑のが武蔵号というようだ。運営は京王電鉄だろうか?車体のロゴにKEIOとあったから。
降りたら早速お土産を購入。名産は柚子と山葵。特に多摩地区の柚子は有名。東の多摩に西の水尾。外せませんで。
それから神社・仏閣につきものなのが和菓子。美味しいのが多いのですよ。ここではきびもち大福を購入。
特にすることもなくその辺をぶらぶら。
こちらも綺麗です。足場が悪かったので水に落ちないかとひやひや。着替え持ってきていなかったしね(←なら、持ってきていたのならやったのか?)
足元にはこんなものが・・・・。
ピントズレしてしまいましたが、何でしょうねぇ?
その隣にはまた別の植物が生えておりました。
こちらは恐らくミズキではなかろうかと。
奥多摩湖を後にして向かう先は、日向和田。吉野梅郷で有名なところですが、梅樹が病気に掛かり伐採することに。3年経過して問題なしとされないと再度植えられない。
往年の賑わいを取り戻すのはいつ先になるだろうか?ついでに以前行った時に食べた蕎麦とうどんと焼き鳥は美味しかった。
その青梅線の日向和田駅近くにへそまんじゅうのお店があります。行ったら寄らにゃ♪濃いお茶が欲しくなる黒糖の効いた餡がぐー。
日向和田よりも二つ下りに行った駅を軍畑(いくさばた)と言いますが、ここはかつての激戦地区。まだ足を運んだ事はないのだが、機会を作って行ってみようかと思っている。
なんやかんやありまして、結局本懐が遂げられたのか判らぬまま帰宅と相成りました。同伴の方には本当に感謝です<(_ _)>
お茶は西湖龍井。
お茶請けはタイのフリーズドライドのアプリコット。失念していたのは、これが凍結乾燥だってこと。酸味もそのまま残っている為、どう考えてもお茶が負ける(汗)。