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昨日の不倶戴天の敵は 今日の刎頚の友

日がな一日世界の傍観者となって独り言をのたくった跡

黄金伝説 古代地中海世界の秘宝に行ってきた

 今年初の美術展。
 展示名は覚えていないが、地中海や黄金絡みの展示は両の手では足りないほど行っている。古代史を含めると足の指を足しても足りない。
 
 地中海及び黄金といって欠かせないのが、エトルリア人。彼等の粒金細工は瞠目しても足りない。紀元前7世紀の頃に0.15mmの粒金を同じ素材の物の上に装飾として施す技術を持ち、かつそれをお家芸としていた。

 長年謎とされてきたその粒金装飾技術も、有機膠を使って加熱して化学反応をさせて接着していたというのだから驚きだ。そもそもその技術はどうやって発見したんだろうか?偶然の賜物なのか?

 

 ブルガリアの誇るヴァルチトラン遺宝とパナギュリシュテ遺宝も来ておりました。両方とも畑から掘り起こされたもので、発見者は真鍮のガラクタとしか思わなかったそうな。そのうちの最も大きいものを豚のえさ皿として持ち帰り、使用したところ豚が舐めた後がやけにきらきらしてるということで、「もしや・・・・。」と思ったとのことだそうな。


 以前東京のデパートで開かれていた展示で、バラの谷に眠り続けた秘宝を薔薇の香り(特別調合品)と共にお楽しみ下さいという展示もあったが、今回そんな演出がなくて安心した。薔薇の香り嫌いなんで。トルコ絡みの展示でそういった演出がされたエリアがあったが、即気分が悪くなった。
 
 話を元に戻して、黄金と言って思い出されるものに「黄金の羊毛」の話があるかと。イアソンという英雄の難行の一つ。
 中世の欧州の騎士団に金羊毛騎士団というのも存在させたくらい影響を与えたギリシア神話のエピソードの一つ。憧れを神話化したものと言われていたが、古代の地図に則って黄金が運ばれてきたルートを辿るとそれは別に妄想の産物ではないことが証明されたに等しい。という話もありました。


 黄金の羊毛のエピソードで欠かせないのが魔女のメディアさん。黄金の羊毛の持ち主の娘で、愛する人の為なら父は裏切る、実弟も殺害、祖国をも捨てる。けれどもその愛する人に裏切られた時、その人の婚儀の祝宴の席に乱入して、その人との間に設けた自分の子を目の前で殺害する。という激しさを持ったお人。
 地中海世界って、どうしてそう激しい女性が多いんでしょうーかねぇ・・・・・・?まぁ、好きならとことん突っ走れ!!が心情なんで、決して嫌いではないですがね(←そのくせ嫉妬深いのは嫌いって矛盾してないか?)

 

 最後の方には古代の採掘方法や日本の金鉱石などが展示されていました。あと化学的な話もちょこっと。個人的にはこちらの方が面白かったですね。
 古代ローマギリシア神話などが好きな人には程良いかも知らん。ただ、五月蝿さに耐えうるならの話。展示数は280点程ですが、少し絵画や絨毯、彫刻があるくらいで金製品が殆ど。従って見終わる頃には目がしかしかします。小さいものも多いしね。

 

 黄金といえば、次は上野の表慶館アフガニスタンの秘宝展をやるとのこと。文化財難民とならずに済んだものが来日するそうだ。勿論金加工品もある。シルクロードの交流恬として栄えていた頃のアフガニスタン史は楽しいぞ♪そして何故かアフガニスタンで出土した銀化していないローマン・グラスの欠片を持っているぞ。

 

 この展示を後にて向かった先は、水泳の専門店。水着と帽子(シリコンキャップ)を新調しまして、その後二木の菓子へGO!!(←ハイ、もう何が起こったか想像に難くないかと・・・・・・)
 
 本日のお茶。

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 お茶は15年はダージリン1stフラッシュ、トゥクダー茶園のもの。
 お茶請けは富山県高岡市は引網香月堂さんの万葉の梅園と滋賀県大津市は叶匠壽さんの花びら餅。
 消費期限の関係とはいえ、流石にきつかった・・・・・・。

 

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 ちょっとしたこだわり↑。