昨日の不倶戴天の敵は 今日の刎頚の友

日がな一日世界の傍観者となって独り言をのたくった跡

レオナルド・ダ・ヴィンチ展に行ってきた

 久々に来たぜい、東京江戸博物館♪博物館へ向かう道の桜は程好く満開でした。分かる人は分かるのだが、両国はあまり雰囲気のいい場所ではない。日本橋と同様、空から視線をもらう場所だからだ。とはいえど、日本橋とはまた違う違和の皮膚感覚だけれどね。

 

 改めてこの人は凄い人だなと思った。今回は手掛けた建築の模型なども来ているので、感心度が深いかと。
 目玉の《糸巻きの聖母》は展示室に入ってからかなり待つので、早めに行って見に行くか、終わりの方で見に行くかの方がいいと思う。ちなみに展示場所は出口に近いです。本日自分が待った時は60分待ちと出ていました。実際待ったのは50分でしたが、その後は75分待ちになっていました。

 他にも作家違いで《糸巻きの聖母》は2点来日しておりました(スティーヴンソン・バルンの聖母とホラックの聖母)。
 して、この展示は最初から見ていこうとは思わない方が賢明、だろうかな。

 

 個人的に「おや?」っと思ったのがジャン・ジャコモ・カプロッティの作品が来ていたこと。この人絵を描けたのか!?というのが率直な感想。

 何でかというと、弟子というよりは下男という印象の方が強かったから。・・・・う~ん、サライ(小悪魔)と言った方が通じ易いかな?美少年だが問題児でしょっちゅう捕まっていたという輩。財産管理を任されていたというしっかり物のジャンピエトリーノ(?)とは大違いですな。

 

 今回来ていた描かれたキリストは過渡期のものなのか、今まで見てきたものとは異なりなんだか色からして逸脱した感じに思えた。
 洗礼者ヨハネも多かったね。レオナルドの影響を受けた人達だという事は一目瞭然。それぞれの違いを見比べてみるのも面白い。育った環境によって絵に違いが出るというのがよく分かる。これは努力や才能によるものでないなというのが、何となく感覚的に伝わってくる。

 展示数自体は80点程なので、目玉作品を遠くから見るだけで満足というのなら2時間も掛からない。


 江戸博は、企画展示のショップの他に1階のチケット売り場近くの常設のショップを見るのも楽しい。原宿のかまわぬと同じくらい手拭いの種類も充実しているので、手拭い好きには嬉しい♪(←買ったヤツ)

 

 帰りは最寄駅で買い物。
 なんでこう、うちは親父にしろ兄貴にしろ"何もやりゃしないんだ?"と胸中愚痴っておりましたさ。
 それから習い事の後に桜雨発動しました。

 

 本日のお茶。

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 調子に乗って牛乳入れ過ぎて白くなった、ウィッタードのロイヤルティー。
 お茶請けは神奈川県横浜市はフェアベールさんの匠ロール。原材料が砂糖、卵、生クリーム、小麦粉だけという一品。しかし値段はお財布に優しい。そして絶品。

 

 調子に乗って入れた牛乳はコヤツ↓。

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 たまたま見切り品で見つけたのでお買い物カゴという安全地帯に移動させました、はい。