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昨日の不倶戴天の敵は 今日の刎頚の友

日がな一日世界の傍観者となって独り言をのたくった跡

国芳イズム展に行ってきた

 西武池袋線中村橋駅下車なのにも関わらず、池袋で乗り間違えて東武東上線中板橋駅へ・・・・(滝汗)。改札抜ける前に気が付いて池袋駅へ引き返しましたよ。事情を話したら情状酌量の余地ありとされたようで、初乗り往復分の料金徴収のみで済みました。有難い話です。
 東京在住でも普段使わない路線は判らんな。

 

 で、物凄く久々に来た練馬区立美術館。やっているのは武蔵野の洋画家、悳(いさお)俊彦氏の国芳コレクション。の後期。前中期は行っていない。
 歌川国芳は好きで、今迄結構な点数を見てきているのだが、今回見た事ないものもあって、行って良かった。それに同じものでもその草紙自体がどういった経緯を辿ってきたかによって印象も違うので、そういった点でも面白い。

 

 今回は国芳だけでなく、その一派や系譜も辿っているので浮世絵自体が幕末から明治以降どう変化したかも見ることが出来、そういった点でも興味深かった。何せ系譜の代表格である河鍋暁斎及び月岡芳年以外も取り扱っていたから♪
 そして謎も解けた。


 国芳も最晩年だったかに6枚綴りの大判で描いている《四条畷の合戦》というのがある。それの作家違いを見た事あったのだが、作家名が判らずにいた。正にその作品が会場にあった。

 その作者は尾形月耕。作品名は《楠正行 四条畷忠戦之図》。

 解説パネルには「20倍以上の兵力のある幕府方と激突云々」とあったのだが、強ち間違いとも言えなくもないがー、自分としては北朝では?と思った。尤も描かれた時代が明治時代であるが為、配慮したとも言えるが。
 20倍以上とは誇張だろうが、実際戦力差がかなりあったことは事実。そんな状況であるのにも関わらず正面突破させようなんてするから、あんなことになるんだよ。と北畠親房に言ってやりたい気分だね。しかもその時の大将もへたれ。

 若様(正行)のためといって集まった人々を、陽動作戦(という名のいつでも逃げられる陣)に殆ど配置した。無論その指揮陣頭がそのへたれの大将。正儀が激昂するのも無理ないよ。

 

 ・・・・っと、話が逸れた。
 海外向けに邦語以外で書かれた日本の文化や昔話なども展示してあり、明治時代とは一体どんな時代だったんだろうか?と思った。一応小中高で(大でもだが)戦後史までやっていたんだけれどね。あんま覚えていないや。
 明治時代以降は、むしろ国語の時間で時代背景が文学に及ぼした影響という点から歴史を叩き込まれた記憶がある。

 

 前述の代表格2名の他に取り上げられていたのが、尾形月耕、小林永濯、山本昇雲の3名。明治から昭和まで活躍した経緯というのも何となくだが分かる。

 それから悳俊彦氏の洋画もちゃんと展示されています。見ていると、目の前の絵がパノラマ的に広がり、気が付いたら絵の世界に入っていた。という、不思議なというか濃密な空気感を持つ洋画です。しかも1枚1枚ずつその絵の持つ空気が異なる為、自分としてはいつまでも見ていたい気分に駆られましたね。

 

 以下愚痴。

 展示を見終えた後はチラシのコーナーで東京富士見美術館で開催されている刀剣関係の割引券を入手。展示されている作品や内容は面白いものが多いのだが、いかんせんこの美術館は鑑賞者のマナーが悪い。言った展示全てがそうだというわけでもないが、自分が行った中ではワースト1。移転する前のサントリー美術館もそうだったが、展示室で平気で携帯で話したり飲食するのを見たのはここくらいなもんだよ。係員注意しなかったしね。
 あと、やたらと五月蝿い。オバちゃんグループが多いからだろうか?しかしながら刀剣や防具類の展示はオバちゃんらよりもむしろ中高年の男性グループが蹴りいれたくなるくらい喧しいパターンが多い。
 今回はあまり五月蝿くない+マナーが悪くないことを願うばかりだ。サボタージュ決行すっかな・・・・・・? でもって散歩がてらに歩いていく。おいらの足だと京王八王子駅から徒歩45分。途中の隧道でどれくらい汚れまみれになるか分からんが、手拭いは必須だろうな。

 

 本日のお茶。

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 ちょいと濃いめのルフナのミルクティー。
 お茶請けは京都府京都市はたちばなさんの桜のクッキー。食べたのは半分だけ。あとは麿さんへ。

 今回使った牛乳は秋川牛乳。

 

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「あきがわ」だったら東京都産だが、これは「あきかわ」だったのでどこだ?と思ったら山口県山口市だった。