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昨日の不倶戴天の敵は 今日の刎頚の友

日がな一日世界の傍観者となって独り言をのたくった跡

ファンタスティック 江戸絵画の夢と空想に行ってみた

放浪 日本史 美術館・博物館

 2日の続き。
 よみうりランド駅から次に移りしは東府中駅。

 道行はこんな。桜の季節ではないが、これもなかなか風情があると思う。

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 丁度藤が咲いていたので撮ってみた。ここは藤色と桃色の二色で、芳香性の藤なので、藤棚の下に居るとその香りが降り注いできて、何だか幸せな気分になる。

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 こちらは桃色。

 

 展示は前期後期と総交換ということで、行ってみた(前期も行っているよ)。
 中には前期と全く同じ金屏風が展示されていましたが、前期のものと保存状態が異なり、前期は綺羅綺羅しい黄金色でしたが、後期は古金色の落ち着いた色合いのもので、個人的な好みとしては後期の方が好かった。

 

 有名で作品も知っているものが多いが、こんな作品も描いていたんだというものが多かったですね。例えば河鍋暁斎の狸砧図。空間を広く使い、色合いも柔らかく微笑ましい砧を打つ狸の絵。つか、ダジャレだよね、コレ・・・・。葛飾北斎の筆致が北斎っぽくない富士越竜図、小泉斐(あやる)のどこの宇宙空間ですか?的な、竜に馬師皇図屏風、伊藤若冲友禅染技法を使った、墨一色の乗興舟など。

 

 曾我蕭白の作品で、後醍醐帝笠置潜逃図というのがあったのだが、どうもあの方エキセントリックというか、異形の天皇というイメージが強過ぎて、名を聞くだけで怪しげなおっさんを思い浮かべてしまうのだが(帝位に着いたのも遅かったしね)、白い狩衣を纏った精錬な青年として描かれていたので驚いた。胸中「うわっ、有り得ねぇ。」とまで言ってしまったレベル(←オマエ、どれだけ失礼やねん)。

 

 常設展は見ずに、他の美術館の展示情報を集めてからそのままふらりと外へ出る。チケットの裏をふと返してみれば、浅間山の字が。

 ・・・・ってことは、新田義興・義宗兄弟が足利尊氏と戦った古戦場はすぐそこ。時間もあるし、じゃあ行ってみるか。と思って行動したのが運の尽きでした。もう笑うしかないくらいに。浅間山、府中よりもむしろ武蔵小金井駅に近い場所。大雑把な地図しかなく恐らくこちらの方だと感ずる方へと歩を進める。
 何があったのかは、次に譲る。ツッコミの手は用意して頂かなくても結構です、ハイ。