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昨日の不倶戴天の敵は 今日の刎頚の友

日がな一日世界の傍観者となって独り言をのたくった跡

大仙厓展併せて丸の内農園に行ってきた

 今秋は禅関係の展示が多い。ってなわけで行ってきました。
 曾我蕭白と同じように、独特の筆致故に忘れられない人。して、その筆致はとてもゆる~い。ユーモアたっぷりで禅宗の教えも押し付けがましく無く、広い見識と健脚を持つ奇石コレクターでもある。禅僧である傍ら、ちょっとしたこだわり派でもあるようだ。
 引退したのにも関わらず、能書家にして絵も描けたが為に依頼が絶えず、隠居が紙で埋まってしまったこともあり「ここは雪隠か」と嘆いたことも。それ故一時絶筆したのだが、全国に多大なる影響を与え反動の如く周囲の熱意に押し戻され再び筆を持った。享年は88。

 

 場所は出光美術館。久々に行った。場所柄の所為なのか、ここはいつも高齢者が多い。
 ゆるゆる~っとしたものの他、習画期のものもあり、あまりの違いに驚いた。
 有卦絵を除いて水墨画しかない仙厓さんの作品の中で唯一の色彩画である章魚(タコ)も展示されていて、色の生々しさに驚いた。むしろどうやったらあんな色を出せるんだ?

 作品と作品の間が開いていたのでそんなに時間は掛からないだろうと思っていたのだが、思ったよりは掛かった。


 14時くらいだったので、正成さんを見に行こうか?と思ったのだが、丸の内仲通りで開催されている丸の内農園というイベントに参加。内容は食と農林産業の祭典。農業女子プロジェクトなども展開されており、なかなか興味深かった。
 一回りしてみようと思ったのが運の尽き。終着点まで行って始発点に戻る間、殆どの店舗が完売御礼になっていた。イベントは11時~16時なのだが、時間になる前に売り切れ。これは関心が高いと見ていいんだろうか?だとしたらこれは良い事、になるのだろうか??

 

 産地やご当地から来た方々(高校生など含む)も多く、ご当地ならではの内情も伺えたり、某ブースではそのブースが扱っているものを題材に、消費地による水の軟硬度の関係やら歴トークにまで及んだりしておりました。
 行く先々でそこらの大人よりも食材に詳しいんじゃないか?と思うような小学生も居り、今の学校の授業ってどうなんだろう。とちょいと興味が湧きました。

 

 本日のお茶。

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 お茶は16年はダージリン1stフラッシュ、ドゥームニー茶園のもの。
 お茶請けは福岡市博多区は石村萬盛さんの栗どら焼き。