昨日の不倶戴天の敵は 今日の刎頚の友

日がな一日世界の傍観者となって独り言をのたくった跡

第12回中国茶交流会に行ってきた

 縁(えにし)ってどこで結ばれるか分からないね。
 使える範囲まで広げた軍資金を手に、行ったさ。あぁ、逝っちまったさ!!

 

 しかしながら良い物が手に入れられました。よもや手に入ろうとは・・・・というものが手に入った。茶樹王の白茶なんて普通手に入らんて。推定樹齢は2700年だそうな。あと古樹のお茶。こちらは樹齢1000年の。しかも「はいっ!?」というお値段でした。


 秋に同じ場所で行なわれたシングルオリジンも全て飲みきっていないのに手を出す自分も相当救いのない輩だが、その購入した幾点かが研究所の方で使われてちょっとしたサプライズになるのだから、まぁいいだろう。などと独善的にして一方的にしてかなりのご都合主義的解釈をしている。しかしながら最近淹れる時間が取れないんだよな・・・・(←ダメじゃん!!)

 

 研究所の方々は特に注文をつけることも無く、文句を言うこともなく黙って飲んでくれます。尤も細かな味の違いが分からない、特にこだわりは無いとか家ではお茶は淹れないと言われたことがある。
 そんな中ツッコミを入れたかったのが、「態々茶葉で淹れているんですか!?」だった・・・・・・。ティーバッグでも淹れますよ?でも茶葉の方が融通が利くし、そっちの方が慣れているから使っているに過ぎない。だが、テキトーな者なので、きちんと計量して淹れた事が無い(笑)。但し水出しは別。

 

 水出しと言えば、京都のお茶屋さんから面白い凍り出しの方法を教えていただいた。
 それは、先ず急須に氷を入れ、その上に茶葉を被せ、そこに熱いお湯を注いで一気に冷却する。という方法。来年の夏に試してみようと思う。
 ちなみにその方からには「関東でこんな話が出来るとは思わなかった。」と言われました。話していたのは大福(だいぶく)茶や申年の梅、村上天皇、お屠蘇のことなどですが。

 

 中国茶の他に日本茶や紅茶も購入した。
 今年多いなと感じたのが、紫娟(しけん)茶。かなりタンニンの強いお茶なんですが、水色が紫色のお茶。あるブースではこれを基材に炭酸で割って試飲させてくれました。見た目は綺麗でしたが、キラズにゃ無理だった。他には月光白や古樹から作ったお茶が目立ちました。
 他に目立ったのが日本茶のZ1。苦味が強く特徴がないと言われているが、お茶農家さんで所持している人が多いという。理由は交配するに当たって都合が良いかららしい。
 日本茶ではないが、国産烏龍茶もかなりレベルが高くなっており、にへら♪となっておりました。

 

 んーで、13時開場から17時閉場で、13時半頃から殆ど会場にいました。行くと行くとこで話ししまくる迷惑な客をしてました。勿論ブースを訪れた見ず知らずの人達も巻き込んで複数でトーク。そして何故か会場内でよく言われるのが「どこ出身ですか?」だ。自分は生まれも育ちも東京(新山手エリア)だよ。そう、バリバリのもやしっ子さ(←自慢にもなりゃしねぇ)。
 場所によってはオマケしていただいたり、ちょっと我儘言って叶えて頂いたり。我ながらどれだけ浅ましいねんとセルフツッコミ。
 お茶の他に中国茶の茶道具を取り扱っているブースも増えていて、それも良かった。欲しかったものがあったのだが、軍資金の都合上諦めたが。

 

 帰宅途中、会場近くの花月堂さんで麿さんへのお土産にメロンパンを買う。ここで残金が80円になる(大笑)。先週の鉱物ショー+夕飯の買い物の後には財布の中に一円もお金が残っていなかったことに比べれば、まだマシ?(いや、リアルにまずいだろうよ)

 

 帰宅後夕飯を製作後習い事に行って、ご飯を食べた後にベレ氏に会う。パンケーキをご馳走になりました(それが本日のお茶。画像は無い)。多謝<(_ _)>「キラズのお金が無いは正真正銘お金が無いだよなぁ・・・・。」というお言葉も頂きました。大笑いもされたけど。