昨日の不倶戴天の敵は 今日の刎頚の友

日がな一日世界の傍観者となって独り言をのたくった跡

城EXPOと陰陽座のライブに行ってきた

 会場が隣同士だったので行ってきました。
 
 城の美学を語る3日間ということで、楽しみにしていました。教えて下さったI氏には感謝。同じ城好きだが、彼は天守閣好きで自分は遺構好きなので趣向が異なるが、EXPOでは両方扱っていたので「うむ♪」となっていました。


 模型が結構多かったので、ジオラマ好きにはたまらないかな。あと城の自由研究コンテスト優秀作品展があり、あまりのレベルの高さに絶句した。対象が小中学生なのだが正に大人顔負けのレベル。

 

 城郭浮世絵展というのがあったのだが、よもやこんなところで・・・・という作品に出会った。いや、あれ、キラズは鎌倉末期から室町初期(←後南朝は初期か?)が好きなので、それを踏まえての話だが、歌川芳虎の《太平記 葛井寺合戦》と歌川芳宗の《足利直義大軍楠正行赤坂居城囲》があった。
 前者は名前が一切書かれていないので人物特定は出来ないが、後者はしっかりと書かれていたのでじっくり見てまいりました。正行と正時そして正儀の名は見つけた。その他和田(にぎた)こと正季の子や楠公八臣の名も見つけた。有名どころとしては恩地左近だろう(←湯浅はいいのか?)。

 

 熊本城の修復現場から初公開されたのが、不思議な文様がある石垣石材。石工さんの落書きなのか何か意味を込めたものか分からないが、熊本地震で崩落しなければ誰の目にも触れることもなかったもの。外を向いていた部分は日焼けして黒くなっていたので、石も日焼けするんだな。と思った。

 

 その他観光情報ゾーンや日本100名城写真展などもあり、色々と楽しめました。ただ、江戸城天守を再建するというのは賛同しかねるので署名はしなかった。江戸城天守閣台ってどこにあるか知っていればなんで賛同しかねるのか、理由は明白かと。
 ちなみに島根のブースで案内のお姉さんと30分以上もトーク炸裂(笑)。時間も終わりに近かったといはいえ、エッライ迷惑な客でした。すみません<(_ _;)>
 そして時間ぎりぎりで隣の大ホールへ。

 

 全席指定なのだが、始まった途端オールスタンディング。へヴィメタルだからね、ジャンル柄仕方ないよね♪ちなみにホールはほぼ埋まっていたようなので、動員数は5千人前後ってことになるね。
 MCを挟みつつ進行(相変わらず狩姦さんは面白い)。演奏曲目は下に記す。城EXPOで高まったテンションがこちらで炸裂。
 【百の鬼が夜を行く】は兄上こと瞬火さんの声が伸びまくっていましたねー。それにはびっくりだ。
 今回のアルバムはいつもより曲数が多いので、それを全ておさらいするだけでも大変なのにアンコールが3回・・・・(千秋楽はいつも1曲ほど他の会場よりも多い)。例の如く時間オーバーはしていたが、想定内なので問題なし。
  
1 迦陵頻伽
2 鸞
3 熾天の隻翼
4 御前の瞳に羞いの砂
5 廿弐匹目は毒蝮
6 百の鬼が夜を行く
7 煌
8 轆轤首
9 人魚の檻
10 氷牙忍法帖
11 刃
12 愛する者よ、死に候え
13 素戔嗚
14 絡新婦
15 蒼き独眼
16 甲賀忍法帖
17 組曲義経」~悪忌判官
18 羅刹
19 風人を憐れむ歌

 

ENCORE
20 鬼斬忍法帖
21 卍
22 雷舞

 

ENCORE2
23 喰らいあう
24 悪路王

 

ENCORE3
25 生きることとみつけたり 

 

 来年の上半期にまたライブがあるそうだ。時間と資金があれば参戦しよ~♪

 本日は帰宅が遅かったのでお茶はしていない。