言葉にならない。言葉が饐えて力を失い、抜け殻となる。言霊すらも霧散する。沈黙こそが何よりも強く語る。
そんな時、祈りの言葉は知らずとも、誰に祈るとも、何の為に祈るとも明確にならず、祈りたくなることがあるのは本能なんだろうか。
※ここから先は昆虫の話なので、嫌いな人は即回れ右っ!!
して、遂にツクツクホウシが鳴いた。夏も終焉に向けて動き出しますねぇ。
本日玄関に入ろうとしたらかなりの音量で唸るような音が聞こえてきたので、首を巡らせた所、玄関の電灯にあるものがまとわりついていた。
カン、コン、ドゴッ・・・・ぽと
と落ちたソレは、ばかでっかいアブラゼミだった。飛び方と時期からして、あとは死を待つばかり。
父曰く、今年は数は少ないものの、一個体が大きい。とのこと。で、土が少ないものだから公園の木の根元とか蝉が抜け出てきた穴が無数にあるそうだ。正直その数を聞いて想像して気分が悪くなった・・・・。
して、自宅の庭にも六個体くらいの抜け殻があるとのこと。蝉の種類によって抜け殻の形が違うので、個数と種類があれば夏休みの自由研究向けですかね?
トンボも見ましたが、まだ赤卒(せきそつ)の時期ではないようです。
今日のように暑い日は、玉虫を捕まえるのに丁度良いか?あやつら14時くらいに飛び回るから。カミキリムシとか玉虫は手でべしこっと叩(はた)き落として採取していたことがある。暑いと動体視力がそう良くなくとも結構簡単に捕獲することが可能(小学生時代は虫取り網で捕獲していたのにな)。
あと、最近茶色の蟷螂を見なくなった。あやつらも生まれてすぐの3cm未満のサイズだと可愛らしいのだが、大きくなると、なぁ。
蟷螂は平気だが、カマドウマやコオロギは苦手。後者にいたってはかなり凶暴だし、何よりもタラカーン(某家庭内害虫)に似ているから嫌だ!
そいじゃあまぁ、本日のお茶。
お茶は水出し屋久島紅茶(ラスト)。
お茶請けは獺祭の米ぬかシリーズ。獺祭を製造する際に出た米ぬかで作ったものらしい。米菓子とあるが中はポルポローネ。美味しいので食べ過ぎ注意。