昨日の不倶戴天の敵は 今日の刎頚の友

日がな一日世界の傍観者となって独り言をのたくった跡

結婚に限らず

 半?同棲中だった麿さんは、週に一度自宅に帰ってきていた。猫達に会いに戻ってくるといった他、様々なことがあるから。というのが理由の一つだが。

 

 んで、キラズはお茶を淹れたりして愚痴などを聞く。

 その度に思うのだが、結婚に限らずパートナーに求めるものって、一体なんなのだろうな?と。

 付き合いの長~い恋人を持っておいてなんなのだが、自分は結婚願望ないんだよね。可哀相なヤツとか言われたことあるけど、結婚しているからえらいとか、子育てしているからえらいとかゆー考えを押し付けてくれるなよ。と思う(大概女に多い。出産は命懸けだからなんだろうけれど)。

 ただ、子育てしている人達は凄いと思う(えらいかどうかは別問題だ)。

 

 自分の子供が可愛く思えないという人もいるが、そういった感情は遺伝子の中に組み込まれているもんだから、まぁしゃーないよな。如何に周りが手助けしてあげられるか。といったことが必要だと思う。

 ついでにそのプログラムがあるから近親で血を繋ぐ事や親離れ子離れ他などの成長過程を踏んでいける。悲劇的事件に結びつくことがるのも、それは他人にとって警鐘や戒めになる。どんなに対策を立てようとも、結局コトが起きてからじゃあないと動けない部分ってのがあるからな。

 

 それはさておき、自分は少子化防止にゃ役に立たないねぇ・・・・。あと、自分のような毒劇物を扱うことが日常的な仕事に従事していると、子供は持たない方が良いんじゃないかな。と思う。先天的であろうと後天的であろうと、障害者に対して攻撃的なトモガラが多いし、場合によったら余計な被害を増やすことに他ならないかもしらんから。

 う~む。言い訳なら幾らでも作れるぞ。

 

 人の数ほど願いは多様であり、同様に価値観も多様とは雖も、麿さんの愚痴を聞いていると、相手は一体どういった教育を施されたらこんな人間に育つんだろうか?というのが自分の率直な感想。一つだけ確かなことは、非常に恵まれた環境の下に育ってきている。ということだ。精物共に。本人にはその自覚は全くないようだが。

 翻って麿さんは苦労人。身をつまされる思いになるので敢えて詳細は語らんというか語らんが。

 

 一旦破談しかけて元に戻って、書き出しから推測出来たかと思いますが、破談しました。現在麿さんは家に戻ってきています。

 毎回帰って来る度にやつれてきていたので、暫くは心身共に静養して頂きたいものです。

 

 あ、本日はお茶をしておりません。