昨日の不倶戴天の敵は 今日の刎頚の友

日がな一日世界の傍観者となって独り言をのたくった跡

祖父の記憶はないなぁ・・・・

今週のお題「私のおじいちゃん、おばあちゃん」

 

 父方の祖父は両親が結婚する年の4ヶ月前に急死。母方の祖父、母からすると父だが、母も知らないとの事。そしてその事に関しては関係者は誰も口を割らない。聞くところによると「美男美女」の組み合わせだったらしい。

 

 で、母方の義理の祖父ですが、この方も急逝しております。可愛がってもらった記憶があるので記憶をば掘り返してみると、右腕に彫り物をしておりました。本人曰く「若気の至り」だそうな。

 えぇっと、アル中かと思うほどの酒豪。仕事行く前にウィスキーのストレートをくいっと引っ掛けて、平然と仕事に行くような人。大人買い上等。自分等はお子ちゃま時代に結構甘やかされました。諸事情により母の実家には4年に1度くらいしか帰省できなかった所為もあるが。あ、あと作る酢の物が非常に美味しかった。

 小刀の研ぎ方や魚やイカの捌き方なども習いましたねぇ。

 

 して、父方の祖母はつい先日三回忌を終えたばかり。母方の祖母はぞろ目にて候。兄弟の中で病弱で一番先に死ぬと言われておりましたが、一番長生きしております。

 母が言うに、祖母、オイラからするに曾祖母はかなり別嬪さんだったと。で、時代が下るにつれて崩れてくるとも。母にそう言われると、だ。自分等立つ瀬ないんだけれどね・・・・。兄上は兎も角な!

 父方の祖母は絶望的に料理が下手だったが、母方の祖母は料理上手な母が足元にも及ばない。というくらいのレベル。実際とても美味しかった。あれは教えられても真似出来ない。

 

 何か、書いていくと世代が現代になるにつれ人して劣化しているような感覚に陥るな。ま、強ち間違っちゃあいないんだろうけれど。

 個人的に双方の祖父母に祖父母の話を聞いてみたかったなと思う。・・・・・・となると16人分か。いずれどこかかで誰かと繋がってしまいそうな気もするな。

 

 父方の祖母のご先祖は400年前から能登の辺りにいるのは確定している。農家か坊主の家系らしい(後者の可能性が濃厚)。んで、母方の祖母の父のご先祖は秋田の士族だということも確定している。うちって若しかして悪党の血筋か?

 

 それはさておき本日のお茶と言いたいところだが、これから夕飯の支度をするのでお茶はその後だな。

 

 本日のお茶。

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  お茶は古い新茶の水出し。 お茶請けは北海道札幌市は千秋庵製菓さんの月の石。今日のような暑い日は冷やして食べた方がいい。

 でもって好きな人の前では食べたくない一品。お菓子そのものは美味しいしお茶も進むのだが、かなりはっきりと歯形が付く。