昨日の不倶戴天の敵は 今日の刎頚の友

日がな一日世界の傍観者となって独り言をのたくった跡

そうだ、千鳥ヶ淵に行こう!

 十日月で夜桜鑑賞には好い気候ってなわけで行ってきました。電車の時間から考えると自宅最寄り駅から各駅で15分くらいだし、それくらいなら寄り道してもいいかー。と思ったのが運の尽き。

 

 ・・・・・・何なんだろーな、この人の出は。

 

 駅の構内に和菓子屋さんが出ていたので、そこで揚げ磯辺団子を買い求めまして地上に上がっていった。更に人が多かった。

 

 職場を出る時は既に養花天となっていて期待はしていなかったのだが、千鳥ヶ淵に着く頃にはハーズィームーン(朧月)になっており、そのうち晴れてきたので春の月見も兼ねておりました。

 朧月が晴れたということは、ほぼもれなく月虹(げっこう)が出る。今回もちゃんと出ておりました♪たまに月霓(読みは「げっげい」か「がっげい」)が掛かることもあるので、春の月はそういったところが面白い。

 

 お目当ては桜ながら、他にも木蓮木瓜(ボケ)、シャガ、椿、満天星(ドウダンツツジ)なども咲いておりました。

 日本人の他にアジア系の外国人も多かった。

 

 戦没者慰霊碑の施設前を通り過ぎるルートを取ったので、自分の他に少しでも彼等を気に掛けてくれる人が居たらよいなと思った。尤も自分が施設に入って献花するのは夏だけなんで、そんなご大層なことは言えぬがな。

 あと、ごみは持ち帰れや。それが出来なきゃイベントなんかに参加するな。迷惑だ。

 

 今月は2日に梅と満月の花見。そしてブルームーンなので31日に桜での花見が出来ると嬉しい。

 今年の31日は陰暦2月の15日なので、西行さんが亡くなった日に近い(丁度満月に無くなっているが、その日は16日)。藤原俊成がそれを賞賛した歌を詠んでいるが、有言実行は極楽浄土への道なんですかねぇ?

 

 今年はあと新宿御苑に行ければいいと思っている。欲を言うなら金王八幡さんにも。興味がある方はどーぞ。平安末期に渋谷氏に建築された城の遺構が極僅かに残っているし、江戸時代や二次大戦の残り香もある。

 ん?場所?JR渋谷駅東口徒歩5分のとこにあるよ。渋谷の金王坂といえば分かるだろうか・・・・。    

 ・・・・はい、ご当地ネタ失礼いたしました<(_ _)>  

 

 ちなみに↓な感じでした。

f:id:runningwater:20180328014319j:plain

 

f:id:runningwater:20180328014328j:plain

 

f:id:runningwater:20180328014337j:plain

 右に映っている赤い塔は東京タワー。

f:id:runningwater:20180328014346j:plain

 桜の根元に生えていたシャガ。

f:id:runningwater:20180328014358j:plain

 

f:id:runningwater:20180328014414j:plain

 ライトアップは22時まで。

f:id:runningwater:20180328014423j:plain

 

f:id:runningwater:20180328014433j:plain

 

f:id:runningwater:20180328014441j:plain

 場所によってはライトアップのライトの色が時間によって変化します。

 

f:id:runningwater:20180328014450j:plain

 

f:id:runningwater:20180328014502j:plain

 靖国さんもライトアップ。

 ちょいと不気味ですがな。

 

 本日のお茶にて候。

f:id:runningwater:20180328014255j:plain

 お茶は奈良は月ヶ瀬の煎茶。

 お茶請けは大阪府大阪市はつるや製菓さんの花の集い、桜プリン。それ自体は美味しいのだが、お茶とはあまり相性は良くなかった。