昨日の不倶戴天の敵は 今日の刎頚の友

日がな一日世界の傍観者となって独り言をのたくった跡

若しやこれか?

 唐突だが、蜂蜜には2つの種類がある。

 国際機関コーデックス委員会策定の食品規格によると、1つは花の蜜から採取される蜂蜜。そしてもう1つは甘露蜂蜜。

 

 して、その甘露蜂蜜とは何ぞや?

⇒樹液を餌にするアブラムシなどが葉に出す蜜を蜜蜂が集めたもの。通常の蜂蜜よりもミネラル分が多いため色が黒っぽい。

 

 ドイツやブルガリア産が有名で、欧州では親しまれている。

 輸入品として日本国内に入ってきてはいるが、ほとんど知られていない。

 

 のだが、見た目や味の独特さから謎に包まれていた某所の国産蜂蜜が、甘露蜂蜜の国際規格が定める基準の成分と適合するか検査されたところ、その標準をクリアした。

 つまり某所で採蜜された蜂蜜は、国産にしては珍しい甘露蜂蜜であると断定された。ということだ。

 

 して、ここでタイトルと繋がる。

 この某所の蜂蜜って、小笠原諸島のなんだよね。この記事読んだ時に、ピンときた。

 読みにくいが↓。

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 間違いないと思う。

 

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 寒いから固まっているが、蜂蜜にしては濃い目の色。試食して購入したのだが、味も香りも少し独特だった。

 ついでにこれと共に購入したのが、東京都は世田谷区で採蜜されている蜂蜜。

 何か変なところで縁(えにし)を結んだな~。と思った。

 

 ところで、晩秋に腐りかけの山葡萄の果汁?から蜜を採取した蜂蜜も甘露蜂蜜に該当するのだろうか?それとも一般的な蜂蜜に該当するのだろうか?

 恐らく手に入れることは難しいと思うが、これが蜂蜜か⁉という衝撃を食らうことは間違いないだろう。山葡萄と蜂蜜のジュースを煮込んだような強い味と香り。とにかく香りがとても好い♪

 衝撃的と言えば、漆の蜂蜜もなかなかでしたよ。木肌と同じで濃~い黄色。

 

 本日のお茶。

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 お茶は政所茶。

 お茶請けは東京都は瑞月院さんの東京ふわりわっふる、黒糖めいぷる

 左のは日本三大饅頭の一つである、福島県郡山市は柏屋さんの薄皮饅頭。三大の残る二つは東京の志ほせ饅頭と岡山の大手まんぢゅう。

 饅頭についてはちょっとまとめてみた記事があるので、お時間がある方はどうぞ。閑人?というツッコミはなしでお願いします。