昨日の不倶戴天の敵は 今日の刎頚の友

日がな一日世界の傍観者となって独り言をのたくった跡

美術館・博物館

冥途のみやげ展に行っていました

多い時で月に3度以上、アップしたはずのブログが上がっていないということがある。で、この日もそうだった。 この日はタイトル通り、全生庵・三遊亭圓朝の幽霊がコレクションを中心に展開された幽霊画展に行っていました。 怖いもの見たさというか怖いもの好…

画鬼暁斎展に行ってきた

幕末明治スター絵師と弟子コンドルの展示が、三菱一号美術館にて開催。思えば凄いコラボだ(三菱一号館はコンドルが設計)。 あまりに幅広く活躍しすぎた為に却って位置付けが難しくなり、近年まで忘れられていた絵師河鍋暁斎と、その弟子で英国人にして日本…

備前刀剣王国 第一期展に行ってきた

場所は刀剣博物館。風の中に秋の気配を感じられる中、自転車で行ってきました。峻険な坂が多いので速度を出し過ぎないように注意しながら。 第一期は23日まで。で、取り扱い時代は平安末期から鎌倉後期。第二期は今月の25日から11月1日まで。取り扱い…

江戸の悪展に行ってきた

場所は原宿の太田記念美術館。ここはよく行くのだが、地上から行った事は一度もない。理由は歩くのが早いから。と、周りが自分よりも遅い場合は人並みをすり抜けて走る癖があるから。危ないしね。 で、最近ここに行く度に人が増えている。特に外国人。場所柄…

中世東国の茶展に行ってきた

情報を得て、興味が湧いたので往ってみた。 ちなみにこの展示、武家の都鎌倉における茶の文化というのが副題についている。いわゆる武州茶の文化史ってとこだろうか?もしくは茶道以前の茶の文化の紹介。 限定的な武州茶となると、かつては海外に輸出するほ…

ボッティチェリとルネサンス フィレンツェの富と美展に行ってみた

イタリアの門外不出リストに掲載されている作品が来ていたそうだが、その時期は行けず。 始めはボッティチェリが生きた時代は金融業と芸術が切り離せない時代だったというので、当時フィレンツェが発行したフィオリーノ金貨というものと、それが初期のルネサ…

鳥獣戯画展に行ってきた

心苦しくはあったのだが、前売りを持っていたのでサボタージュ決行。 並ぶ時間が長いとは聞いていたが、長時間並んでいるのは鳥獣戯画の甲巻のみ。ならばこれを先に片すか。ってことで並んでみた。全て見終えて出てくるのに5時間以上掛かったさ・・・・・・。 甲…

史蹟を巡り、ルーブル美術館展とマグリット展と若冲と蕪村展に行ってきた

本日もサボタージュ。 朝起きて、さってどーすっかなー。と考えを廻らせる間もなく、即決した場所があった。それがタイトルの史蹟なのだが、それは後手に回す。 史蹟を巡った後はそんなに人通りの多くない駅前でのんびりご飯にしまして、次に向かいましたは…

インドの仏展とダブル・インパクト展とグエルチーノ展と世紀末の幻想展に行ってきた

サボタージュ1日目は上野へ。全展前売り入手済み。鳥獣戯画展もだが、それは持ってこなかった。 1インドの仏展 場所は東京国立博物館の表慶館。ここは以前もスリランカの仏教展をやった。 本当は行く気はなかったのだが、パキスタンでダム工事が始まり、何…

ヒカリ展に行っていました

アップしたはずなのに消えている。何故? で、この日は蛍光性及び燐光性の鉱物を目当てに見に行った。子連れが多かったが子供には難しい内容と感じる。 ヒカリがカタカナなのは、電波時計からγ線まで、歴史、物理、化学、生物、服飾、地学などなど様々な観点…

デ・キリコ展に行ってきた

場所は汐留パナソニックミュージアム。汐留駅の近くだが、正直新橋駅から行った方が早い。 最終日だから混んでいるのか、仕事納めの人が多いから混んでいるのか分からんが、入場するのに30分待ち。 かなり人気があったようで、ポストカードは殆ど残ってお…

国宝の刀 伝えられた武士(もののふ)の心展に行ってきた

都内にありながら駅からそんなに近くない美術館(←そりゃ目白駅から行けばそうだろうよ)、永青文庫。ちぃとばかり場所は分かりにくいかも知らん。講談社の野間美術館のすぐ近く。この近辺は意外と美術館が固まっている。が、ビミョーな距離感がある。 で、…

チューリッヒ美術館展に行ってきたよ

場所は国立新美術館。 チューリッヒはスイスです。欧文のスペルを見てドイツと答える人が意外にいるそうです。 チューリッヒ美術館が所蔵している、19世紀後半から20世紀前半の著名なアーティストの作品を、ぎゅぎゅっと凝縮してみました!という企画。 …

日本国宝展とウフィツィ美術館展と高野山の名宝展に行ってきた

やたら長い上に読みにくいのでご注意を。 サボタージュ決行。久々だね。 先ずは上野へ。 行き着いた先は東京国立博物館の平成館で開催されている日本国宝展。 渡来品でも、日本文化の形成に大いに影響を与えていたものは国宝として認められる。従って国宝の…

甘い対決 和菓子の東西展に行ってきた

場所は虎屋さん本店2階の虎屋文庫。 10番出口を出て左に行くと判っていながら、何故か足は右に向いていた。で、十月桜(冬桜?)に出会う。と同時に妙に納得した感があった。つまり、だ。次はここに来いっていうお呼び出しだ。言わばコーリングってやつ。…

北斎展に行ってきた

ボストン美術館 浮世絵名品展 北斎展に行ってきた。混んでいる事は分かっていた。本日も40分待ち。40分待ちでも大した事ないなと思っている自分がいる(笑)。別に行列が好きなわけではない(そもそも好きな奴なんかおらんだろうよ)。 葛飾北斎。日本は…

ミレー展に行ってきたよ

本日府中競馬でレースがあったようで、東府中駅で臨時停車した。なので、時間としては行くまでそんなに時間が掛からなかった。府中からバスで来る人が多いらしいが、とってこ歩くのが好きな自分は東府中駅から歩いてゆく。途中で必ず立ち寄るお店(野菜や果…

健診と宗像大社国宝展に行ってきた

ミラーブログ。 健診の結果で当日分かったものの結果は一部除くあまり変わらず。 それは措いといて、その後出光美術館でやっている宗像(むなかた)大社国宝展に行ってきた。 古代地方史が好きな人や離島文化が好きな人には、もう堪らない展示。 タイトルは…

進化するだまし絵展に行ってきた

ミラーブログで候。 まだ期日があるなと余裕こいていたら、5日までということに気がつき、本日慌てて行ってきました。こういう時に限って洗い物が多かったり、しなきゃならんことが増えるんだよね。好事魔が多しってか? 古来の者から現在アーティストによ…

古代エジプト展 女王と女神に行ってきた

ミラーブログだよ。 出品物全点日本初公開。ってなことで、行ってみた。 内容は古代エジプト史上女性ながら統治者(ファラオ)となった女性6人のうち、最も重要且つ成功を収めた唯一の女性ハトシェプスト女王を中心に、女性をテーマにした展示。 貸し出し先…

江戸の妖怪大図鑑展に行ってきた

ミラーブログだよ。 はい、第三部は妖術使い使いです。行ってきました。ただ、時間帯が悪かったのかモラルのねー鑑賞客多数。耳が悪いのか頭が悪いのか性格が悪いのかその全てか知らんが、声でかすぎだよ。っていう二人組みが四組以上。 小さい美術館なので…

ボストン美術館 華麗なジャポニズム展に行ってきた

今日もミラーブログだよ。 世田谷美術館は駅から徒歩20分という立地(自分は15分くらい)。静嘉堂美術館も歩くとそれくらいある。群馬県立近代美術館や水戸近代美術館、千葉市美術館、同博物館も歩くとそれくらいかそれ以上ある。町田市にある版画美術館…

THE RINGS展に行ってきたよ

ミラーブログ この展示は国立美術館初のジュエリー・コレクションだそうだ。古くは古代エジプトから現在まで、指輪のコレクションを厳選公開(蒐集した橋本氏はご存命ですよ)。 鉱物好きということもあり、宝飾品のデザインと美術は相通ずるものがあるという…

江戸妖怪大図鑑展に行ってきた

今日はミラーブログだよ。 今回は第2部。幽霊です。中にはどこが?というのもあるが。 幽霊画(?)が流行した背景には歌舞伎の影響が大きいようだ。恐らく人形浄瑠璃などもその一端を担っているとは思う。 で、そういったものは当時実際にあった事件を元に…

江戸妖怪大図鑑展と徒然草展に行ってきた

場所は太田記念館とサントリー美術館。千代田線コース。徒歩圏内コースでもあるが、休日でありかつ歩きにくいエリアなので電車を使う。時間がなかったとも言えるが。 先ずは夏恒例とも言える妖怪関連の浮世絵展。今回は三部構成で全点入れ替え。第一部は化け…

台北 國立故宮博物院展に行ってきた

例の如くサボタージュ決行で。 開催10日で10万人突破だそうだ。翠玉の白菜が7日までだからというのもあるかもしれないが、それがなくても充分に愉しめます。つーか、一見の価値あり。こんなものまで貸してくれたのか!?というものがてんこ盛り♪ 待ち時間…