昨日の不倶戴天の敵は 今日の刎頚の友

日がな一日世界の傍観者となって独り言をのたくった跡

腐草螢為

 二十四節気大暑の初候、腐草螢為(ふそうほたるとなる)になった。だからといっていきなり猛暑日になるんじゃあない!

 都心で蛍というと、椿山荘くらいしか思い浮かばないなぁ・・・・・・。他に思いべるのは『枕草子』。昔の人は螢を人の魂に例えていたようだが、何だか納得いく。あれは命懸けの恋の灯火なんだしな。命懸けって事は魂そのものを燃やしているわけだ。綺麗に見えないわけはなかろう。虫嫌いならともかくとして。

 情緒もへったくれもないが、あれは滅び行く燈火と捉えられなくもない。滅び行くものというのは観点を変えるととても美しいものなのだよ(←オマエは一体幾つだよ)。

 

 自分が使っているネームは「キラズ ケイ」だが、漢字だと「雪花菜 螢」。例の如く掛詞満載で遊びまくっている。誰がこの言の葉から魂と慰霊と月と桜と祝賀他の意味を拾えるというんだろう(笑)。勿論ここのアドレスも以下同文である。

 

 さて、明日も暑くなるそうだ。高温傷害(←だから素直に熱中症と書け)には注意しよっと。

 本日はお茶なし。代わりに母提供の桃をアップ。「デザートに1人一個ずつね~。」とのことだった。匂いからしてまだ少し若かったが、まぁまぁ甘かった。

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