昨日の不倶戴天の敵は 今日の刎頚の友

日がな一日世界の傍観者となって独り言をのたくった跡

日本史上最大の兄弟喧嘩

 本日はミラーブログにて候。

 

 先程落ち武者さん(HN未だにこれでいいのか?)と、電話で南北朝ネタを展開しておりました。ちょこっと江戸時代と平安末期~鎌倉初期も交えていましたが。

 現在HPに『太平記』ネタと称して7篇アップしていますが、元々は南北朝を題材としていました。が、偏ってしまったので『太平記』題材と書き換えています。

 

 

 してまぁ、それはいいとして、タイトルは豆腐メンタルかつ躁鬱病のクセに征夷大将軍にまでなった男・尊氏と、裁きに私情を交えず伝統を重んじた保守的な男・直義の二人を中心軸として16年(?)も繰り広げられた兄弟喧嘩のこと。

 名門の出身で同母の兄弟で年子。歴史的資料を見るとオマエラ兄弟なのに(兄弟だから?)そこまでお互いに執着する理由ってナニ?とツッコミを入れたくなる。そ~んな彼等の仲がこじれにこじれて引き起こしたのが以下。

 
日本史上における
最大最凶超迷惑行為的
兄弟喧嘩
 ↓
観応の擾乱
(かんのうのじょうらん)
但し知名度は低い。

 展開区域は当時のほぼ日本全域。公家、武家、新興勢力、神社仏閣を始めとし、南北両朝をも巻き込んでの兄弟喧嘩(この後親子喧嘩に発展。更に異母兄弟喧嘩に発展)。

 

 扱いとしてはかなり難しい時代ではあるが、短い時代の割りには人物がかなり個性的で濃厚で且つツッコミドコロが満載なので、南北朝時代は好きです。