昨日の不倶戴天の敵は 今日の刎頚の友

日がな一日世界の傍観者となって独り言をのたくった跡

デ・キリコ展に行ってきた

 場所は汐留パナソニックミュージアム。汐留駅の近くだが、正直新橋駅から行った方が早い。
 最終日だから混んでいるのか、仕事納めの人が多いから混んでいるのか分からんが、入場するのに30分待ち。
 かなり人気があったようで、ポストカードは殆ど残っておらず図録も売り切れだった。美術館や博物館によっては図録を完全予約制で増版してくれるところもあるのだが、ここはない。
 
 油絵だけでなく、素描や立体物(銅像だけではなかったので立体物)など、今までのキリコ展とは一線を画した内容でした。
 こんなの描いていたんだ!というのがとても多く、別面を見たお得感の他、いつも油絵で見慣れているものが立体物となって目の前に顕在した時の、言い表しようのない感想(違和感ともいう)など、自分の内面にピンポイントにダメージを与えてくる感覚も愉しめました。

 行きもそうだが帰りも様々な所でお買い物をして帰りました。美術館ではロッカーが空いておらず、リュックに大根やさつまいも八つ頭などを背負って鑑賞していたので、或る意味超現実(笑)。
 両手と背中に荷物を敷き詰めていたので、そのまま寝床に撃沈しました。