場所は原宿の太田記念美術館。ここはよく行くのだが、地上から行った事は一度もない。理由は歩くのが早いから。と、周りが自分よりも遅い場合は人並みをすり抜けて走る癖があるから。危ないしね。
で、最近ここに行く度に人が増えている。特に外国人。場所柄ってのもあるんだろうけど。しっかし、どうしてこうも日本人の閲覧客のマナーってのは悪いんだろうか・・・・・・。
内容は江戸時代から明治時代初期に描かれた〝悪〟。中にはこいつを悪にしていいものか。とか、やっぱりいたか!というもの。実は史実だとこうなんだが、いつの間にか義族的な使いのされちゃった人とか、色々とおりました。
滝夜叉姫と良門姉弟(これは以前描いた)は分かるとしても、若菜姫がいたのには驚いた。ん?若菜って誰?⇒大友宗麟の娘。姉弟は平将門の遺児。国芳の《相馬の古内裏》と言えば分かるだろうか?
石川五右衛門もおりました。演目名忘れたけど「絶景かな。」という科白で有名な歌舞伎がありましたな。京都の三条川原で息子共々釜茹でにされたようですが、釜の中に入っていたのは水ではなく油だという話がある。
絵は凄い迫力でした。画面の左側には刑に処された息子の母親と思しき人が描かれていた(この人は罪に問われていない)。五右衛門は子供を持ち上げているのだが、史実だと耐えかねて結局子供を釜の底に沈めてその上に乗ったとか・・・・・・。
泥棒関連で有名なのと言ったら、鼠小僧次郎吉。義賊でもなんでもなくただの賭博ジャンキー。生涯盗んだ金額は8千両とか。現在価格だと幾らなんだろうか?
彼は身長が150cmと小さかったそうだ。市中引きずり回しにされる時、化粧をして綺麗な女物の着用したと記録されている。
他に有名なのと言ったら、藤原時平、お七、清姫、入鹿もいたかな?
江戸時代に日本史上三大悪人とされた人は見かけませんでしたね。ついでに日本史上三大忠臣とされている人を合わせた6名のうち、3名は南北朝時代(鎌倉末期~室町初期)の人です。
ちゃんと見直しもされているが、その3人のうちの2人は評価の上下が物凄い。
図録は作っていないとのことで、地下にあるショップことかまわぬへ行って手拭いを購入。今回は蚊取り線香柄。
手拭いは夏のIVF試験(人工授精じゃあないよ)の必需品である。
本日のお茶。
お茶はポルトガルのお茶だったか?
お茶請けは久々に食べたくなったので焼いたホットケーキ。メレンゲとリコッタチーズを練りこんでみた。
以前ホットケーキとパンケーキの違いを調べてみたが、大きな違いはないという結論に達した。実際は国や細かく言えば店舗や個人によって定義が異なる。というのが真相のようだ。
例えて言うなら、「パンケーキを卵と称するなら、ホットケーキは玉子(鶏卵)と称する。」という感じだろう。
余談だが、これに対して人のことアホ呼ばわりしてくれたヤカラがいたが、定義づけも持論展開もなく、いきなりそれ。どれだけご大層なご身分なんだか。
お茶その2。
お茶はウバのミルクティー。
お茶請けはフランスの塩キャラメルのタルト。