昨日の不倶戴天の敵は 今日の刎頚の友

日がな一日世界の傍観者となって独り言をのたくった跡

今はどうなってんだろうか?

 今週のお題「ゾクッとする話」ですと。

 不思議体験や怪談話なら当たり前になりすぎて、これって該当する出来事だろうか?というのが多い。ので、自分が気になっている怪談話をば一つ。

 

 英国にワストウォーターという湖がある。水深はそんなに深くなかったと思うのだが、光は全く届かず、湖底付近の水温は4℃とかなり低く、運が悪いと酸素ボンベのサーキュレーター(?)が停止してしまうとのこと。しかも湖底は粒子の細かい泥なので、一旦舞い上がるとなかなか収まらない。波に巻かれた事のあるまたは雪崩に飲まれたことのある人なら分かると思うのだが、湖底で泥を舞い上げてしまうと上下感覚が皆無になるそうだ。

 実際そこの湖で幾人か死者が出ている。

 それだけなら危険な場所という認識なのだが、奇妙なことにそこの湖の底に、庭に置くような小人や家などのオブジェが置いてあるというのだ。写真を見る限り廃棄されたというような状態ではなく、置いたという感じでもなく、きちんと設置されていた。

 

 自分の命を危険にさらしてまでそういう行為をすること自体も謎なのだが、誰がそんなことをしているのか誰も知らず、いつからそうなったのかも誰も知らない。撤去してもいつの間にか元に戻っており、それどころか徐々にその数は増えつつあるというのだ。

 そもそも本当に人間が設置しているかどうかも怪しい・・・・・・。