和菓子には招福菓子や厄除け菓子というものがある。勿論洋菓子にもアジア圏のお菓子にもある。詳しいことは知らないが。
厄除け菓子として代表的なものが本日のお茶請け♪
正式に五つ。タレは甘すぎず辛すぎず。少しばかり濃いのはどうお茶で緩和するか。といったところだ。
そんなお茶は宇治茶の玉露で作られた紅茶。同じお店のものなのでよく合う。両方とも京都のです。
これ↓。
五という数字は五体、五行を意味している。関東は四つが基本だったかな?一串を四文銭一枚で買えるってことで。
あと五つで一組が正式という厄除け菓子に藤団子(とうだんご)というのがある。読んで字の如く元々は米の団子だったのだが、現在は有平糖(あるへいとう)という干菓子になっている。
形状は穴が開いていて(ドーナツ状で)、紐でくくられて輪っかにされている。五つというか五色でひとまとめ。五色には魔除けの意味があるとのこと。四橛壇線(しけつだんせん)みたいなもんだろうか?・・・・・・あー、四橛壇線って、仏教で使われる小道具の一つ。祭壇とそうではないところを区切るのに使う、五色一組の結界紐のこと。また直接触れることの出来ない仏像などと縁(えにし)を結ぶためのもの。
「みたらし団子」は漢字で書くと「御手洗団子」になります。