昨日の不倶戴天の敵は 今日の刎頚の友

日がな一日世界の傍観者となって独り言をのたくった跡

なずき亡喪中

 梅の香に酔いしれて、玉の緒を結ぼほるのに 手が惑う かような心地も 異(け)しうはあらず。ってな心境でした。
 以前HPにアップした詩から抜いてきていますが、言葉は同じながら彼の心境はそんな感じではなかったと思う。

 

 競(きほ)ひ来(き)たる無常の敵(かたき)に立ち向かう
 その姿に憧(あくが)れた心はせんかたなく
 玉の緒を結ぼほるのに 手が惑う
 かような心地も 異(け)しうはあらず

 

 という内容だから。そんな悠長なことしていたら討ち取られるってばよ。
 古典苦手なんだから訳ぐらい載せろと?
 直訳⇒死を恐れずに戦うその姿に惚れた心はどうしようもなく、我に帰るのに時間が掛かる。こんな気持ちも悪くはないのだがな。
 あ、題材は四条畷の合戦の楠正時⇒楠正行の心情展開。

 

 それを踏まえて1行目に応用して意訳すると、旅人(たびと)の気持ちに同調するのも悪くはないな。旅人は大伴旅人のこと。

 彼は酒好きです。つまり、好ましいものに酔いしれて、しばし時を忘れるのも悪くはないな。ということ。

 旅人を選んだ理由は、梅の精が「酒の上に私を浮かべて飲んでね。」と言う夢を見たよ。という和歌(うた)を残しているから。


 こういった脳裏展開をしている為、キラズの説明は分かりにくい。とよく言われる。分かる人に言わせると「言葉少なに多く語り過ぎ。」とのこと。

 

 前置き長くなりましたが、梅の画像をどうぞ♪

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 月影。

 

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 月の桂。

 

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 梅干しで名の知られた白加賀。

 

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 ベニチドリ。

 

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 一重野梅(ヒトエヤバイ)。

 

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 一の谷。

 

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 クレハシダレ。

 

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 明星。

 

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 思いの儘。

 

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 梅ではなく、梅もどき。雲南黄梅(ウンナンオウバイ)。

 

 以下ネームプレートなし。

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 ↓拡大したもの。

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 よく見ると来客中。

 

 本日のお茶。

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 お茶はウィッタードのミルクティー。
 お茶請けはオレンジサラバン。但し食べたのは半分(丸々食べると771kcalにもなる)。半分は麿さんへ。

 本日デジカメの電池を買い忘れ、麿さんにお願いしてスマホで撮影していただいたものを、メールで送ってもらった。この時初めて麿さんのメアドを知った(←オイオイ・・・・)。