昨日の不倶戴天の敵は 今日の刎頚の友

日がな一日世界の傍観者となって独り言をのたくった跡

ファンタスティック 江戸絵画の夢と空想展に行ってきた

 時間があったら人見ヶ原古戦場跡も立ち寄りたかったですが、なかったので目的はこれだけ。
 前期後期全点作品入れ替えということで慌てて行ってきました。しかも電車で寝過ごして府中まで行った(汗)。いや、府中からも行けなくもないのだが、すぐ上りの電車が来たので東府中まで戻りました。

 

 有名人てんこ盛りですな♪美術好きでなくとも名くらいは聞いたことあるだろう?という人が多かった。
 柴田是真、丸山応挙、森狙仙、亜欧堂田善、山口素絢、東東洋、司馬江漢、曾我蕭白、英一蝶、鳥居清長、酒井抱一河鍋暁斎歌川国芳、歌川国貞、与謝蕪村狩野探幽他。
 後期は入れ替わりはあるものの、池大雅伊藤若冲葛飾北斎長澤蘆雪狩野芳崖他が加わます。

 

 ファンタスティックというよりは、現実のようで現実ではない、世界を異にしながらも辻の如くどこかで混ざり合っているのかもしれないし、それに気が付いてはいないだけなのかもしれない。そんな作品が多かったですね。
 そうかと思えば絢爛豪華でともすれば悪趣味になりがちなものを幻想的にまとめていた屏風絵なんかもありました。中にはグロテスクでどういった繋がりなんだろうか?と思うものもありました。例えば掛け軸にされた骸骨図とかね。分からなくはないが、どこにこんなものを飾るんだ?
 他に気違いじみた見た作品がありました。個人的には奇知が依もしくは吉が得としたいくらいでした。
 一見綺麗な絹本の五百羅漢図何ですが、解説パネルの隣に拡大されたものを見ると、何と全てがお経で描かれているんですよ。線も色彩も、もう何から何まで!!加藤信清恐るべーしっ!!


 あと、うわぁというか、ふわぁっと思ったのがガラス絵。外枠のみで作られたステンドグラスのようなもので、どうやって作るんだ?と思った。見た目はガラス素材のセル画。

 前期へ行った為、後期は半額で入れるチケットをゲット。時間を作って是非行きたいですね。


 そして帰りはいつものように例のお店(野菜類が安い)で野菜を購入。長葱を背負って帰ろうととも思ったのだが、冬キャベツなどを購入した為断念。リュックの中はキノコ類フェスティバルと化していたし♪こっちにはオオヒラタケとか黒アワビタケとか売っていないからね。

 

 本日まだお茶はしていないよ。