昨日の不倶戴天の敵は 今日の刎頚の友

日がな一日世界の傍観者となって独り言をのたくった跡

大楠公生誕日

 生年不明とは言われているが、ガイドブックには掲載されていた。恐らく旧暦だから今の暦に直すと3月生まれですかね?・・・・う、うお座?(←ツッコムとこはそこかよ)


 江戸時代に忠臣と祀り上げられてしまった彼ですが、史実とされている事象を検証していくと、必ずしもそうとは言えない。尼崎で帝に宛てた書状をしたためているが、内容は見事なまでの捨て台詞。

 

 この人は戦闘においても、勝つ戦って殆どしていないんですよね。出来るだけ人的被害を出さない方向で負けない戦を展開している。その所為か心理戦に長けている。心理戦に長けているということは、情報に関する能力、つまり収集、把握、管理、それを基にした実行力と状況に応じた機転が利くということだ。
 その割りにはそう目立った活躍をしていないのは、戦国時代よりも熾烈を極めたとは雖も、出自と身分が全ての時代だったから。ただそれだけ。それは北畠顕家が最終戦に挑む時に後醍醐天皇に奏上した諫言からも見て取れる。
 
 ・・・・まぁいい。そういやそろそろ尊氏さんの没日ですな。

 

 さて、本日のお茶。

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 お茶はルフナのミルク。 
 お茶請けは高知県高岡郡は広井茶生産組合の紅茶饅頭。
 別々にすべきだったと後悔した。お茶請けは単体でもちゃんと美味しかった。