ルート順にいってもいいのだが、先ずは威光寺から。
東京の新百景の一つに選ばれている弁天洞窟なるものは、13年の冬頃から無期限閉鎖されている。行きたかったんですけどね。
元々古墳時代に横穴式の墓として掘られ、その後明治時代になってから掘り進められて現在の形になったそうだ。
中には石仏23体、銭洗いの井戸などがあるそうだ。内部には照明は無く、拝観料を払って蝋燭を頂くとのこと。全長は65m。
真っ暗闇って、経験してみれば分かるのだが、面白い経験が出来る。しかもただの真っ暗闇ではなく、それに静寂と自分以外に人の気配がしないというのが加わると、物凄く五感が冴え渡ります。そういった環境下に身を置くと、時空間を感知する感覚が狂う(体内時計が開放される?)。その気持ちの悪さは半端ない。
あと、ここの結界の肌触りはひやんとした仄かな涼風が下から上へと抜けていくような感じだ。
写真をどうぞ。
左奥に進む。
この池の畔にある。
奥がそう。
封鎖理由は安全面が疑問視されているかららしい。無期限閉鎖で再開未定とのことだが、そのまま永年封鎖されてしまいそうだな。
んーで、穴澤神社。正式には郷社穴澤天神社というようだ。
ここを直進。
階段がなかなかハードだが、この階段は下りの方が危ない。微妙に歪んでいるので。
上りきって左に折れると右手に現れる。
左方向に進む。
鳥居をくぐると左側に新しい小さな社と辮天坂なるものがある。右側は日露戦争や太平洋戦争などの戦没者慰霊碑がある。
中ほどまで進むと、何かの時に掘り起こされた御老神木なるものが鎮座している。存在自体は知られていたようだが、埋没してしまっていたらしい。
樹齢は千年くらいらしい。
暗くて分かりにくいが、大きいことだけは窺えると思う。
本殿の写真は無いですが、御老神木の手前に小沢城址への入り口があります。プレートがないと絶対分からない。
自分はここから降りてきて、参拝した後にまたここから戻りました。
辮天坂を下るとここに出る。
自分は小沢城址から薬師寺へ赴いたあと、こちらを通った。
祀られているのは勿論弁財天。元々インドの神様で水(聖河)を神格化したのがこの御方。
左の洞穴の左側(画像一番左)には小さな祠があります。入れますが、上から雫がぽたぽた落ちてくるので、濡れたくないとか寒いのが嫌ならやめておいた方が良いかと。奥行きは3m位なので外から見ることも出来ます。
東京の名水に選ばれているようだが、飲用する場合は煮沸するようにと注意書きがありました。
鎮守の杜から湧き出ている水とのことで、触ってみたら冷たかった。
画像は持っていた水晶を浄化しているところ。レーザータイプのスターバーストクリスタルで、様々なところに連れて行っている。見る人が見ると結構なシロモノとなってしまっているようだ。
比較的小さな空間に様々なものがあるので、穴澤神社は結界が楽しいことになっている。まるで箱根神社のようだ。ただ、箱根神社ほど相互干渉していない。かといってはっきりと別れているわけではない。言うなれば穴澤神社というお弁当箱の中に複数の結界というおかずが詰まっているような感じだ。
全体的な印象といては、自分は心地好く感じる。
本日のお茶。
お茶は15年はダージリン1stフラッシュ、マーガレッツホープ茶園のシルバー・ワイヤー。
お茶請けは愛媛県東温市は母恵夢(ポエム)さんの、ベビー母恵夢の苺味。
その2。
お茶は西湖龍井。
お茶請けは京都市左京区は御菓子司誠玄介 大原三千院本店のうっかり団子のみたらしとずんだ。と、山梨県臼井市は桔梗屋さんの黒蜜カステラ。