昨日の不倶戴天の敵は 今日の刎頚の友

日がな一日世界の傍観者となって独り言をのたくった跡

町全体が甘やかな香りに包まれる

 今年もまた金木犀及び銀木星の季節がやってまいりました。
 幾年か前に満開の金木犀の香りと共に強烈な記憶を作成された事に加え、その記憶自体があまり好ましくないというか後味の悪いものなので金木犀の香りをかぐと憂鬱になる。記憶の作成の主原因者が悪いわけじゃあないと分かってはいる、分かってはいるのだが……。

 

 して、銀木犀といえば吉野。別に群生しているわけではないよ。樹齢350年を超えると言われている銀木犀の木が吉野にはあるんよ。そして吉野には宮様こと大塔宮が陣を構えていた吉野城がある。


 行ってみたいのだが、なにぶん予定が取れない。それでもって自分は城巡りをする時はあまり人が多いところは好まない(←だから今春あんな目に遭うんだよ!)。……さて、どうすべきかな。