昨日の不倶戴天の敵は 今日の刎頚の友

日がな一日世界の傍観者となって独り言をのたくった跡

本来のバレンタインとは乖離しているが

今週のお題「バレンタインデー」

 

 近年はバレンタインはショコラを愉しむ為のイベント。と脱皮しつつあるようだ。

 相変わらず女性客が多いものの、自分自身がチョコレートを愉しむ為に(意を決して)売り場に行く男性も増えてきている。

 辟易している人達も多いけどな。そして甘いものが苦手にな人にとっては地獄のような月間であろうな。

 

 市場がある程度成熟してくると、そのまま腐敗してゆくか(迷走ってやつな)、よりこだわる方向に行くか(迷宮入りというヤツだ)のどちらかに分かれてゆく。

 日本におけるバレンタインは後者の方だと思う。尤もこれは自分がチョコレートが好きだからそう思っているに過ぎない可能性も高いが。

 

 商業的とはいえ定着したのは、日本においてこの時期のチョコレートは美味しく感じるから。というのと保存にそう気を使わなくていいからという要因もあるだろうな。

 

 自分にとってバレンタインとはチョコレートを愉しむ他に、立ち止まって考えるイベントでもある。   

 常にではないが、商品を購入するにあたり、手にした商品の流通経緯や労働者に対する労働対価を考えるようになったきっかけがバレンタインだから。

 

 何故かってーと、アグロフォレストやフェアトレードを知ったのがバレンタインを通してだったから。

 イベントを愉しむ一方で、頭の片隅で「高エントロピー状態へ向かっているなぁ。」と思うこともある。

 だからといって止(や)めるつもりは無いんだろ?と問われれば、答えは「是。」だ。

 

 するとお決まりの"持続可能な循環型社会構造の構築"という考え方が出てくる。と書くと御大層だが、要は自分が出来得る範囲で無駄をなくしていくこと。

 例えば意識的にフェアトレードの商品を購入すること。購入すると生産者に幾許か支援がいくような商品を買うこと。自分の手元に商品が届くまでを考えること。

 

 ・・・・そんな感じかね?

 行動に大小は関係ないし、自分が出来ることをすればいい。いつもではなくていいから、知ろうとすることも大切だ。

 自分としてはそこに感情を挟まないようにしている。特に可哀相だという感情は入れない。

 そんなもん入れたらどれだけ上から目線なんだよ!?と自問自答する方向にもってくわっ。

 

 タイトルに則り己が書いている内容も乖離してきているのでここらでやめておく。

 それから今年は既にバレンタインのチョコレートは(郵送で)頂きました。自分がチョコレート好きだと知っている親友とも呼べる御仁からで、決して女性からではないです。そして他意はない(だろうな、恐らく)。

 

 本日のお茶。

f:id:runningwater:20180210021321j:plain

 お茶はナヴァラサさんの花ノ香の梅。

 お茶請けは千葉県の某チョコレートショップのチョコレートマカロン(パッケージは無記名だった)。

 それぞれは美味しかったのだが、合わせたのは失敗だったな(汗)。