昨日の不倶戴天の敵は 今日の刎頚の友

日がな一日世界の傍観者となって独り言をのたくった跡

伏亥たる年にならんことあれかし

 明けましちゃったようでおめでたい。
 先の年はお世話になりました。今年も「相変わらずコイツの頭ン中はめでてぇなぁ…。」てな感じで見守って頂けると幸いに存じます。

 

 して、件名に関してですが、本来は絵で示すべきなのだが、まぁ言葉で許しておくんなまし(←気持ち悪いから語尾直せや)。
 んー、で、キラズ程度の教養レベルの輩が使う言葉なのでさして難しい意味ではないと思うのだが、「教養のレベルはオマエよか上だがベクトル違いなんだよ!」という御方達にご説明をいたしますと、以下になります。

 

 例えば絵で旭日、鶴と亀、鯉、松竹梅といったものがある。これらはいずれも吉祥やおめでたいものとされている。そういった絵のカテゴリーの中で、伏せたイノシシという構図がある。それが伏亥(ふすい)。
 その伏亥が昔の表記に由来すると、撫慰(ぶすい)に繋がる。
 何故かというと「べからず」は、昔の表記だと横に波線のようなものがついて字そのものに濁点はない。それと同じ用法。

 

 じゃあ撫慰(ぶすい)って何かって-と、民を慰撫し、安定させるという意味。今年年号変わるし、消費税も上がるし、こういった状況だからそれを選んでみた次第です。
 また、伏亥の床という言葉に掛けている。その意味は熟睡する。先の年は天災が多くおちおち寝ていられなかったという方々も多かったと思うので、その意味も併せて以下略。
 
 ちなみに元旦と共に台風1号が発生していましたね。
 言うな、書くなと言われている為+あまりに短くて読み解けない為、最近視えたヴィジョンについては一切書いていませんが、今年は平穏だといいですな。

 

 本日のお茶。って、いきなりこれかよ…。

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 お茶請けは伊予柑饅頭です。兵庫県神戸市はマックシューさんの。

 

 1年振りにイラストを描いてみた。

 …もうね、グダグダ。インクとペン先双方駄目になっていたが、インクだけを買い直した。種類がとても豊富で驚いた。

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 スキャナーが使えないの状態なので、デジカメで取り込み。

 資料を見て描いたわけではないので、文様がえっらいことになっている( ̄▽ ̄;)

 左は源頼政で、右が猪早太。早太の袴は逆裾濃(ぎゃくすそご)。裾に向かって色が濃くなっていく染めが裾濃その逆バージョン。

 人物大きく描き過ぎたので、字が入りませんでした…。原画はポストカードサイズ。