昨日の不倶戴天の敵は 今日の刎頚の友

日がな一日世界の傍観者となって独り言をのたくった跡

あぁ、この方も逝かれたか…

  誰かというと、ハワード・ヒベットさん。98歳だったそうです。

 

 …何か、誰だよ⁉と突っ込まれそうだな、大いに。

 戦後米国の日本文学研究の第一世代の方ですよ。他にはエドワード・サイデンステッカーさんとドナルド・キーンさんが有名かな。亡くなったのはアメリカでいいのかな?サイデンさんとキーンさんは日本で亡くなっています。

 

 この方達が蒔いた種は、今どう芽吹いて育っているんだろうか。この先に繋がるような形であればいいのだが、日本人自体が「そこ」から離れている気がしてならないんだよね。無論自分もその中に含有される。

 教養とか、直接的な実利にならないもの、役に立たないものに対して非合理的や非生産的、無価値と見る人が多いままなら、そのまま湮滅(いんめつ)される一方だろうな。

 

 さて、本日のお茶。

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 お茶はスコティッシュティータイムのミルクティー

 お茶請けは母提供の究極のメロンパン。熊本の阿蘇製造だったかなぁ?温めて食べる。