春の味覚は冬の間に蓄積された悪いものを排出させたり、身体を覚醒させる働きを持つようで、苦みのあるものが多い。苦手な人もいるかと思う。味覚の問題もあるかと思うが、あまり必要性がない身体がそれを摂取すると、却って毒となり兼ねないとか?
お子ちゃま舌のキラズは苦手。ちゃんと土を被せたホワイトアスパラの苦みや筍ならまだ耐えられるレベルなのだが、↓は無理!
真ん中にある、母が頂いてきたフキノトウ。もうね、今でも泣きたくなるほどこれ嫌い。タラの芽は大人になった今は比較的我慢出来るのだが、コヤツはねー…。
春甘藍(←素直に春キャベツと言えや)は、品種改良されているのか苦みのあるものに当たることは殆どない。ここでは苦みと書いているが、えぐみとも置換出来る。
その下にあるのは、湯がいたフキノトウをどちらで和えようかと並べてみたところ。結局左の味噌にしました。
ささっと塩入れて湯がいたフキノトウを、ホールで和えたら母に呆れられた。普通は4つ切りにするらしい。自分が食べないのでどうでもいいというか、フキノトウ自体湯がくのは初めてなんだよね。手に入れたら大体てんぷらにしてしまうので。
フキノトウはあと味噌汁にするくらいで他にどういった調理をするのか、皆目見当つかん。
もっと老体になって毒が蓄積しやすくなったら、これも美味しいと思えるようになるんだろうかな…?