昨日の不倶戴天の敵は 今日の刎頚の友

日がな一日世界の傍観者となって独り言をのたくった跡

あと10年すると

 9年、ですか。

 あと10年経つと、この日はあの時と同じ月が天に上ることになる。

 

 恐らく10年後も同じような事を思っていると思う。

 

 あの日、生きようと思って必死に手を伸ばした人、生かそうと思って覚悟を決めた人、様々に生きていると思う。そしてこの9年の間、〝何を〟得たんだろうか。

 

 それから、あの時自分が聞いた声、声主は恐らく富士大明神だと思うのだが、その意味は未だに分からない。

 して、本日お茶はせず。