昨日の不倶戴天の敵は 今日の刎頚の友

日がな一日世界の傍観者となって独り言をのたくった跡

奇しくも

 指定日だったのでハロワに行ってきました。スゴイ人でした、はい。

 前回異議申し立てしたのだが、返答ナシ。…なんだかねぇ。

 

 で、その後公的な機関へ移動。

 場所がもみじとつく場所だけあり、紅葉が綺麗でした~♪

 しっかし、総合案内のところで「只今2時間待ち」という看板には引いた。待ち人0人だったのに(-_-;)尤も実際そう待たずに対応していただけました。

 

 折角の快晴だからってんで、久々に往ってみっか!と移動した先は九段下。んーまぁ、奇しくも開戦日…。

 参拝する前に腹ごしらえでもってなことで、お気に入りのラーメン屋、八咫烏さんへ。黄金ラーメンが食べたかったが売り切れで、黒ラーメンを頼みました♪

 

 その後本殿へ。

 途中銀杏並木がとても綺麗でした。

 人が少ないので、1人ずつ賽銭箱の中央で参拝。…滅茶苦茶緊張しました。

 この日から3年9ヶ月の間様々なものやことが失われていったんだなと思う一方、鳥瞰すると今も失われ続けていっているんだよなと思った。戦争ってのは状態ではなく政策だからなのだろう、恐らくは。

 

 参拝後は遊就館へ。

 時間がないので特別展のみ鑑賞。

 今何をやっているかというと、「靖國神社と刀剣 所蔵刀にみる大和魂」展の前期。

 思うところ色々あると思うが、日本刀を語るにおいて絶対外せない。もしくは古来から現代において日本刀の歴史を辿るのならば、外すことなぞ出来ない。これは確かだ。

 何故ならば、ここでたたら製鉄の復興をしなければ失われていたから。

 

 仰々しいことはさておき、自分、見たかった脇差があったんだよね。

 昭和58年に作刀された兼房 兼氏という、慰霊鎮魂刀。

 この脇差ガダルカナルの砂鉄で作られているのですよ。今まで使ったこともない上に、限られた量しかないという条件の元に造るというのは至難の業らしく、無事に完成をしたことについて、作刀を担当した兼房氏曰く、「神霊のご加護を思わずにはおられない。」とのこと。

 

 軍人の御遺品やその持ち主のエピソード、作品と作刀者と作刀者の経歴など色々と見ることが出来ました。

 興味深かったのが刀装具に関する事物について。下緒や鞘の見本表(現物の部分が貼り付けてあった)や鮫皮の種類の見本も展示されていた。

 で、梅花(かいらぎ)鮫皮というのがあったのだが、梅花は「シャークスキン」と訳されることがある。すると英訳はシャークスキンシャークスキンなのか?とアホなことを思ったりもしていました。

 

 新しいものだと昭和のもの、古いものだと平安時代のもの(古備前の國継)、有名なものだと青江、水心子正秀(すいしんしまさひで)、源清麿、眠龍子壽實(みんしゅうりしとしざね)、庖丁正宗、七星剣写し、小烏丸写しですか…。

 ついでに一部除いて写真が撮れます。

 デジカメは持っていたのだが、電池がないというオチが待っておりまして奇跡的に撮れた2枚のみアップしておきます。

 

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 庖丁正宗。

 

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 眠龍子壽實(一部)。右側が柄側。

 アップしているのは名月と富士という刃文。裏側にも同じ刃文がある!とのこと。

 

 照明の当て方や展示の仕方が少し不親切ではあったのだが、色々とお勉強になりました。 

 それなりに遅い時間にも関わらず、アンケート記入者が一人もいなかったので(回収後か?)アンケートを書いて出ました。

 ショップはそれなりに面白かったですね。和菓子用の切楊枝(ステンレス製)を購入しました。

 時間が時間だったのでそこからは寄り道なしに帰宅しました。

 

 本日のお茶。その1。

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 お茶というか、カルピスのラ・フランス(薄め)。

 お茶請けはベレ氏から頂いた生クリームパン。生クリーム好きにはたまらない逸品でしょう。

 もう一つは4種のナッツとキャラメルアップルパイ(シナモン不使用)。

 括弧内重要!

 恐らくこれだけで1食分の熱量はあるかと…( ̄▽ ̄;)

 

 お茶その2。

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 お茶はダージリンオータムナル、ゴパルダラ茶園のもの。

 お茶請けは母が頂いたもので、自分は母から頂いた柚子カステラ。

 もう一つは友人から頂いたベリーのバウムクーヘン。上のてかっているのはゼリーであってフィルではない。

 タイミングが合わずに(←何の⁉)自分のだけ冷凍していたのだが、解凍はうまくいったようで、美味しかった。

 

 お二方共ご馳走様でしたm(_ _"m)

 

 添えられているのはコレな↓

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 ステンレス食器の技術を以って作られた、燕三条の和菓子カッター(最終仕上げは手仕事)。

 それよりキラズ、いい加減に爪を切れ。