昨日の不倶戴天の敵は 今日の刎頚の友

日がな一日世界の傍観者となって独り言をのたくった跡

紅炉から人形を成しこの地に立ち水になるべく火にもなるべく

 変化球だが、とけシリーズその3(←オマエ暇なんだな…)。ついでに内容も変化球♪  

お好きに解釈して下され。

 

 以下御託。

 

 

 紅炉は紅炉上一点の雪から。これを基材として、赤く燃える炉に舞い込む一片の雪の如く儚く溶ける。雪を風花と解釈して、炉に飛び込まず土を覆い隠す役を買ったもの。と訳すことが出来る。

 星が生まれる時、元始の炎と言われることがあるので、大きく意訳して紅炉そのものを生命の始まる場所としてもよいかと。

 

 「人形」を「にんぎょう」、「ひとがた」、「かたしろ」と読むのではまた意味が異なってくる。

 信仰の対象であったもの、神霊の代理、身代わりと解釈出来る。現世のことを仮の宿りという言葉を掛けるのならば、今この世に下りている我が身は仮のものにすぎぬという考え方も出来るので、身代わりという言葉を選んでもいいと思える(つまり読みを「かたしろ」にする)。

 

 水と火の言葉は『薔薇園(グリスターン)』から。

 書物の中では信仰心に例えられている。

 信心深いものは火の如く、どんなに下に向けても上に行こうとする。不信者は水の如く、どんなに高みに持っていこうとも下に行こうとする。

 2つとも形のないものだが、形作ることは出来るし、どちらが欠けても成立しない事象が多い。

 

 自分の解釈⇒人としてこの世に生まれたのだから、(方向を伴った自分の)可能性を探ってみようか。

 

 「なるべく」は「なるべし」でも良かったのだが、何かそれだと上から目線で嫌だったのと、二句以降の語尾が全てイの段で止まると収まりが悪いように思えたからで、特にコレといった強い意味はない。

 

 神鳴りを伴う春の嵐の中、低気圧症候群と闘いながら、そんなことを考えながら詩作(?)して遊んでおりましたよ。

 

 本日のお茶。

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 お茶は16年はダージリンオータムナル。ゴパルダラ茶園のレッドサンダーゴールド。

 お茶請けは左から黒船さんのZARALLA(ザラーラ)。カステラにザラメ感が残っているのが好きだ!という方にオススメ。

 Kitkatのいちご大福味。

 伊豆産の大島桜を使った桜あんパン。

 愛媛県上浮穴郡高市本舗さんのおくま饅頭。おくまなのは、郡の後の住所が久万高原町久万だからだろう。

 

 オータムナルではなく、1stでも良かったかもなぁ…。

 

 時間をおいてお茶その2。

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 見た通り。

 ロイヤルミルクティーは、アッサム6割、セイロン4割のブレンド

 プリンタルトとの相性は好い。