昨日の不倶戴天の敵は 今日の刎頚の友

日がな一日世界の傍観者となって独り言をのたくった跡

立冬といったら聖護院かぶら!

 ※内容がどんどん乖離していくことを先に断っておく。

 

 京都の冬の風物詩、千枚漬け。この漬けの作業が本格化するのが立冬

 盆地で作られる漬物は旨い♪…いや、盆地でなくとも美味しい漬物はあるが。最近は和歌山県御坊市は樽の味さんのいなか漬け(乳酸菌醗酵のたくあん)が美味しかった。

 

 たくあん繫がりで、ふと思ったのだが、秋田名物いぶりがっこ。あれって秋田の伝統野菜の一つ、新井田大根だけで作られているのだろうか?

 漬物に使われる大根は主に?白首大根だが、こやつらは結構くせ者だよなぁ…。伝統野菜や在来種、固有種と言われているのが大体こちらの品種。

 

 地方に行ってそういったのに出会えると、ワクワクすんだよね。東京都にも江戸東京野菜ってのはある。滅びたのもあるけど、現在登録されている品種は50種くらいだったか?

 江戸と東京をセットにするのは、武蔵野野菜も入るから。のらぼう菜なんかいい例だよね。有名なのは練馬大根、馬込人参、寺島茄子、内藤唐辛子か。

 自分は知らないが、昭和の中期に新宿区内藤町が、収穫時期には一面唐辛子で赤く染まったとか?四ツ谷も昔魚河岸だったらしく、その影響か釣り文化資料館がある。裏手(北側)に回ると、白銀町や箪笥町など江戸時代に何を生業とした人達が住んでいたのかよく分かる地名がたくさんある。

 四ツ谷といったら新々刀の祖である山浦環がいた場所でもあるし、くノ一が住んでいた場所でもある(半蔵門近いしね)。そしていちご大福発祥の地、東京おもちゃ博物館がある、新宿歴史博物館がある、お岩稲荷がある(一発変換で「お祝い也」と出てきた…)。

 

 かぶで始まったからカブで閉めましょうか。

 信州は松本の伝統野菜その1。

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 なかなかガッツのある味でした。葉っぱの方は美味しいのかな?

 

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 着色料なしでこの色だそうです。

 母が、おやつですか⁉ってな勢いで食べていた。この妖怪漬物ババアめが(←かくいうキサマは妖怪漬物小僧だろ…)

 今回は呑み尽くされる前に自分の分は確保した。で、これも以下略。

 

 両方とも甘酢漬け。そして決め手は原材料。

 添加物というか、人工甘味料が入っている漬物、好きじゃあないんですよ。口の中にいつまでも残るし、やたらのど乾くし…。

 これらは美味しく頂けました♪ご馳走様でした<(_ _)>

 

 妖怪漬物小僧(命名は麿さん)と書いてあるが、奈良漬けや粕漬、守口漬け、ワサビ漬けといったものは苦手である。

 では、これで〆

 

 本日はお茶出来ずじまいでした。