カステラまたはカステーラ、カステイラ。いずれも同じだと思うのだが、南蛮菓子であることには違いない。
で、結局これってどこのお菓子なんだろうか?
過去に欧州に在ったカステーリャ王国が作っていたものを、今でいうポルトガルが日本に伝えたのが始まりとされているようだが、真相はよく分からんらしい。というと、カステーリャ王国の敷地を考えるとスペインやポルトガルのお菓子ということになるのだろうか?
……うん、南蛮菓子でいいか。南蛮なんて言葉としては失礼だけれどね。東夷、北狄(ほくてき)、西戎(せいじゅう)と同じ意味。
方位の後ろについている地は全て「未開の地の人、蛮族」とかそういった蔑みの意を持つ字だからな。方位を分けずに一言でまとめるなら「えびす」。忌詞を変換するのはよくあることだろ。例えば「終わる⇔お開き」にするとかね。
本日のお茶。
こちらはオランダ人から教わったものだそうな。
一般的なカステラよりもむっちりとしていて食べ応えがある。
カステラを食べる時は牛乳を合わせていたことが一番多いので、牛乳にしてみた次第だ。