出身はフランス南西部はボルドー地方。最近日本でもよく見かけるようになったお菓子。
それが本日のお茶請け。
北海道江別市はベイクド・アルルさんの北海道カヌレ。右があんバターで左がミルク。
お茶は嬉野紅茶。
要冷蔵品のカヌレだったので温めずにそのまま頂きました。
お茶との相性も好かった。
それにしてもカヌレは本当によく見るようになった。
元々このお菓子は、ワインの製造過程で余った卵黄を利用して作られたお菓子(卵白は澱を取り除くために使用いた)。歴史は古く、由来は分からないとのことだそうな。発祥は女子修道院とも言われている。
12世紀に一時的に英国領になったことがカヌレ誕生のきっかけとか?
お酒に詳しい人なら分かると思うが、修道院生まれのお酒(主にリキュール)は多いと思う。恐らく薬として作られていたのが一因かと。カンパリなんかそうだしね。
カヌレの名は型の形状に由来しているので、もしカヌレではなく道明寺粉のように女子修道院の名がついていたらもっと詳しい歴史が分かったかもしれない。
ボルドーというと赤ワインが有名だが、「ワインが生産される土地は美味しいものがない」という説はボルドーには当てはまるんだろうかな?ちなみにワイン作りそのものはローマ時代から行われている。
ローマ時代ってよく聞くけど正直よく分からん。素直に古代ローマ時代と訳していいのなら大体3千年程前になりますな。
もしそうなら、製造工程で使う卵白の量は半端なかったらしいから、カヌレが誕生するまでどうしていたんだろ?
色々と謎は多いな。
あと、お茶が多少濃かったのでお茶請けを追加してみた。
麿さんからのお土産のアッサムのバウムクーヘン。
好きなんだ~、コレ♪