昨日の不倶戴天の敵は 今日の刎頚の友

日がな一日世界の傍観者となって独り言をのたくった跡

ぺたるすとーむ じゃぱにぃずあぷりこっと編

 このタイトル使うの2度目だな( ̄▽ ̄;)ついでに前回使ったのは3年前だ。

 

 幾度目の正直か分らぬが、高尾梅郷に往ってきた。

 まずここに辿り着く。

 稲荷山ルートが使えなかったので6号ルートを使用。

 

 いい天気でしたよ。

 春の陽気なのにも関わらず、雲一つなく比較的明瞭に富士山が見えた。写真だとぼやぼやですがね…。

 

 頂上から奥高尾方面に抜けて、着きし場所は↓

 ここでお昼にしました。茶屋もあるしね。

 いや、もうなんてーの?くしゃみの大合唱でした。同行者こと保護監督責任者は花粉症ですが、自分はまだ発症していないのでその辛さは分からない。辛いということは見ていて分かるが。

 同行者曰く「花粉の巣の中に飛び込むようなものだ。」とのことだが、自殺行為ではないのだろうか…?

 

 途中で↓という看板を見かけたのだが、挑戦した現代人、恐らく存在するんだろうな。

 高尾→美濃→箕面(みのお)コース。

 自分にゃ無理だな。もれなく膝をやっちまうだろうから。

 

 話を元に戻して、山頂で頂くお茶や珈琲、味噌汁は最高だ。ってなことで、同行者がインスタント味噌汁を用意してくれました♪

 近くのテーブルにいた別グループの方々はドリップの珈琲を愉しんでおりましたね。

 一応自分も茶葉の用意はしていたのですが、味噌汁の誘惑に負けました。あと、用意した茶葉がTB(ティーバッグ)ではなかったというのも大きかったですね。お茶パックに入れてTBの形状にしてはいたのだが、葉が開かんと味や香りも開かんだろうというのも選択しなかった要因の一つ。

 

 山の茶屋といったら忘れちゃならぬのがきのこ汁。これは食事後、お茶代わりにってことで同行者と分け合っていただいた。

 味噌ではなく醤油味のとろみ汁でしたが、旨いことには変わりない。

 

 食後向かった先は小仏峠

 中央道を使ったことがある人なら、聞いたことがあるはず。小仏トンネルはよくよく渋滞するので。

 山の道は晴れていた所為もあり、なかなかに雰囲気(←何の!?)のあるところでしたよ。

 奥の方に見えるのは相模湖です。

 

 廃屋のある小仏峠に着くと、実測ルート地図を売っている人がおります。

 それはそうと、明治天皇巡幸碑が立っているんですよね、ここ。高尾が明治の森とついていることから繫がりはあるのかもしれないが、巡幸当時どんな場所だったんだろうか?

 これが巡幸碑なのだが、何故に狸(右下)がおるんだろうか?

 小仏峠、景信山、陣場山(陣馬山)と分岐する地点にも狸いるんですよね。

 この大きさのもの、態々こんな場所まで運んできたのか?何のために!?とツッコミを入れたくなる。てか、入れた。

 

 小仏峠を後にしたらあとはどんどん下るだけ。そのまま高尾梅郷を抜けて高尾駅北口までまっしぐらだ♪

 

 これでようやっとタイトルに繋がる。

 高尾駅北口から小仏まで、梅林が8つある。所々で梅の花や香りを楽しみながら下っていきました。意図的なのか、殆どが白梅。意図的だとしたら実が使えるからか?

 して、写真は殆ど撮っていない。途中最も大きな梅林で撮ったものがこちら↓

 白梅の隧道を通っていたところ、風が巻き起こり花びらに包(くる)まれました。所謂ペタルストームというヤツです。ジャパニーズアプリコットは英語で梅の事。原産は中国大陸なんですがねぇ…。

 現在「花」はそれとなく「桜」のことを指すが、それよりも前は「(白)梅」を指していたので(それよりも前は「萩」)、花嵐の内容を明確にする必要もないし、なんだか野暮ったく感じるのだが、書いているヤカラが月(がち)だから問題なかろう。と思ってつけている次第。同じ読みでも雅致であれば少々難があるやもしれんが。

 

 この梅林の名は木下沢(こげさわ)梅林。

 ある場所というのが…

 中央道こと、中央自動車道の下。

 その他湯の花梅林、荒井梅林、天神梅林が圏央道の下とも言える場所にある。

 そして全てではないが中央本線から見ることが出来る。

 

 梅林の白梅が満開になった景色を銀世界ということもあるようだが、まぁ聞き慣れませんね。雪が残っていれば話は別だろうけれど。

 ※銀世界:全て一面に白く美しいことにいう言葉でもある。

 

 梅林は小仏の方から、旧甲州街道沿いに小仏梅林、木下沢梅林、するさし梅林、湯の花梅林、荒井梅林、天神梅林、関所梅林、遊歩道梅林とあり、それが終わると甲州街道にぶつかる。

 するさしは摺指と書くのだが、読みにくいのかここだけ平仮名。木下沢の方が読めないのだが?あと、近くにある峰尾豆腐店の豆腐ドーナツはオススメ。

 するさしはこんな感じだ。

 

 荒井梅林は知っている人は知っているんじゃあないかな?湯の花トンネルの列車銃撃慰霊碑がある場所だから。

 天神梅林は高尾天満宮があることから来ている。関所梅林は小仏関所があったことが由来している。

 

 甲州街道にぶつかった後、北上して駅を目ざす。で、甲州街道を上っていく最中、駅の近くに和菓子屋さんが2件あるのだが、生憎萬盛堂さんがお休みだったので有喜堂支店さんでお買い物。夕方だった所為か殆ど商品ナカッタケドネ(特に揚げパンが全種全滅していた)。

 買った後は外で食べられるようにかベンチが置いてあり、同行者が分けてくれた桜餅が美味しくて再度お店に入ってお土産として買って帰った。ちなみに桜餅は長命寺(ちょうみょうじ)タイプ。

 

 アップダウンもあまりなく、比較的ゆるゆる~っとした工程だった筈だが、足が痛くなった。勿論土曜日なのでこの後習い事という名の強制冷却(水泳)を実行。

 さて、明日は筋肉痛になっているだろうかね?