昨日の不倶戴天の敵は 今日の刎頚の友

日がな一日世界の傍観者となって独り言をのたくった跡

金魚っ♪

 近年手紙を出すことがめっきりと減ったが、この時期に出すお便りは金魚柄が多かったですねー。お懐紙も金魚柄を使っていたし、手拭いもこの時期は赤出目もしくは黒出目の出番多い。他には蚊取り線香柄も出番は多い。

 

 金魚は鮒の突然変異種だそうだが、赤いのが多いのに”金”魚とは如何に?んで、英語だとgoldfishっと、まんまですな。

 

 というわけで(←どんなわけだよ!?)本日のお茶。

 お茶は京都の煎茶。冷たいです。

 左は愛媛県八幡浜市はあわしま堂さんのくちどけ水羊羹日向夏で、右は京都府京都市はたにぐちさんのきんぎょゼリー。

 

 拡大↓

 下の葡萄は石に見立てているのだろうね。

 大体こういった場合の金魚って赤であることが多いが、これは珍しく黒だった。

 

 お茶と合わせるのなら日向夏の水羊羹の方が合う。あくまでお茶と合わせるのなら、の話であってきんぎょゼリーも美味しい。

 お皿が逆でも良かったが、そうすると白い金魚が目立たんな~ということでこの組み合わせになった。

 …ん?そもそも1度にこの2つを食べる必要はあったのか?とな?単純な話よ。理由⇒食べたかったから。文字にすると身も蓋もないっすね(←口上しても同じだろ)。

 

 さて、明日は暑くなるとのことだが、湿度が下がらんのは嫌だなぁ。