昨日の不倶戴天の敵は 今日の刎頚の友

日がな一日世界の傍観者となって独り言をのたくった跡

第20回地球にやさしい中国茶交流会に往ってきた

 年々お茶のイベントが増えていて嬉しいのだが、絞らないとということで10月に浅草であったお茶のイベントには行かなかった(正確には行けなかった)。ので、今年の締めとして往ってくっか!ということで往ってみた。

 最近イベントでも電子マネーやクレカが使えるケースは増えてきたが、性格上軍資金は現金調達を基本としている。物理的現実感覚大事。

 

 場所は産業貿易センター浜松館。ここを立て直す前からこのイベントに参加しているが、その時が第何回だったのかは覚えていない。そしてその時から会場では日本茶の取り扱いもあった。勿論今回も扱っているが、年々バリエーションやらグレードやらがどんどんアップしているのがよく分かる。あと国産烏龍茶の取り扱いも増えた。

 

 今回会場内を巡ってみて思ったのが、希少品が多いな。掘り出し物を見つけてね。ぜひ飲み比べを。というのが多かった。あと価格帯の二極化。特に高価格帯のものが増えたなと感じる。尤も希少品が多かったのもその一因だろうとは思う。

 お茶そのもので多く目にしたのが紅烏龍茶とジャスミンティー、肉桂、水仙かな。産地は日本、中国の他インド、ベトナムインドネシアラオス。他にもあったかもしれないが自分が見たのはそれくらいだ。

 

 試飲が出来る(カップは持参)、エコバッグ推奨ということもあり、必然的に荷物が多くなるので着ていく服はものが多く入れられるポケットがあると便利。実際自分が来ていた上着はCDケースが3枚入る位の内ポケットがついたもの。そこにお財布やら試飲用カップを入れたりして歩いていた。

 中国茶用の茶碗(品茗杯)って小さいのが多いが、そのサイズで取っ手が付いているのを持っている人は自分以外見なかった。現実的じゃあないんかなぁ?

 

 自分は今回買った中で愉しみなのが金奨祁門、陽羨紅茶・陽羨緑茶、龍井茶の獅峰、梅家塢(ばいかう)、毒薬、光明茶。

 元々祁門が好きなので見た瞬間反応した。このイベントでは祁門はそうみることはないかな。

 陽羨のは日本人にも馴染みやすい味で和菓子に合う(店員さん力説)。とのこと。紅茶と緑茶があるので両方いってみっか。という次第で購入。

 龍井茶の獅峰と梅家塢は一級産地なので。双方共手工炒りで中焙煎のもの。特に獅峰は愉しみ。

 毒薬は雪片ということしか分からなかったが、名にあまりにインパクトありすぎて購(あがな)ってみた。毒薬というのは中毒性が高いという意味でつけられたようです。

 光明茶はインドネシアのお茶。元々療養向けのお茶なのか薬効が高いので1日に600ml以上は飲まないでね。と注意された。

 

 お茶絡みのイベントでもこのイベントは男性のグループやお一人様が比較的多く見られる。紅茶中心となると一気に女性比率が上がるのは紅茶の文化史的背景の問題なんだろうかねぇ?

 個人的はお茶請けが難しいかもなぁと思いつつ、軍資金も尽きたことだしってんで3時間程で会場を後にしました。

 少しお茶酔いをしていてこともあり本日はお茶をしていない。