12月間近だよな?何かマジか!?という位温かい日が続いている!のだが、1日の寒暖差が10℃近いので、油断しているとうぎゃっ(;゚Д゚)ってな状態になるが。
来月はブラックムーン(1ヶ月に2回新月が巡ってくること)だが、結構吉日が多い。特に26日は一粒万倍日と天赦日と甲子が重なる。ついでに陽遁開始。
それから12月と言えば8日におこと汁を食べる風習があるのだが(2月8日にもある)、一般家庭でやっている所ってあまり聞かない。
おこと汁はまたの名を六質汁(むしつじる)という。何でかってーと、 里芋、大根、人参、牛蒡、蒟蒻、小豆の6種類の具材を使うから。ちなみに味噌汁である。先に述べた6種類の具材は基本的な具材なのだが、地域や家庭によって異なるそうです。雑煮みたいなもんですかね?
して、おこと汁の「おこと」とは2月8日及び12月8日の「事八日(ことようか)」のこと。その日は無病息災と五穀豊穣を願う日(旧暦で祝う地域もある)。ここでは事八日と書いているが、これもまた地域によって呼び方が様々ある。
始まったのはいつだか定かではないが、平安時代の延喜年間以降が有力とのこと。
あと、これも地域によって異なるのだが、関東周辺ではこの日の晩に“一つ目の妖怪”が出るという伝承がある。
一つ目の妖怪って、新旧の神々との戦いに敗れて隻眼になった土着の神なので、何をしに現れたんだろうか?とも思うのだが、「田の神・山の神などが里に訪れる」という伝承も存在しているので、此方側と彼方側が行き来し易くなるからちょっとした意趣返しでも…という気がしないでもない。
日本の暦は農業と深く結びついおり、事始めもまた例外ではない。それについての詳細は割愛するが、農業と結びついた日本の行事を見ると年がら年中と言っていい程行事まみれ。平安貴族が年に200日行事に勤しんでいたというのも強ち噓ではあるまい。
市井の人々はそこまで行事に追われてはいなかっただろうけれども、貴族とは違って明確な記録が残っているわけではないので、そこは憶測で語る他いた仕方がない。
と、まぁつらつらと語ってきたわけだが、調べたところもあるにせよ、殆ど記憶を頼りに書いているので手抜かりがあったら御免なさい<(_ _)>
では本日のお茶。
お茶請けは近所のケーキ屋さんで買った林檎のガトーバスク。林檎は青森県弘前市産。
上が固くセンターが柔いので、上からフォークを入れると蜜煮林檎がうにゅっと出てくるのが難点だが、とても美味しかった♪勿論ミルクティーとの相性も好かった。
まぁ、ここからは御託。
イエローラベル、昔と比べてブレンドというか茶葉の原産国変わったんですかね?…あ、昔というのは自分が幼稚園生時代の話です。
ティーバッグが100個入っている箱がダイニングキッチンに置いてあり、祖母と伯母が毎朝飲んでいたのを記憶している。その時に興味本位で飲ませてもらって滅茶苦茶不味かったが為紅茶が大嫌いになった。
それもその筈。
祖母の淹れ方は、カップは温めない。ポットのお湯を使う。蒸らさない。色が出なくなるまでティーバッグを使う。スプーンの背でティーバッグを圧し潰す。レモンを絞り入れる。砂糖は入れない。
NG行為のオンパレード。そりゃ~5歳児にこんなもん飲ませたら嫌いになるわー。自分が紅茶を独学で学び始めた時は13歳の時なんだが、これを思い出して卒倒しそうになった記憶がある。5歳の時の記憶も13歳の時の記憶も、今でもしっかりと思い出せるということは、当時よっぽど衝撃的だった模様。
祖母等はティーバッグでしか淹れなかったが故、うちに在ったリーフの紅茶は全て自分のものになったのは有難かったかな。
ついでに現在こそそう高くもなく手に入り易くなった100個入りイエローラベルだが、自分が幼稚園生だった当時は置いてあるところは殆どなく、かつ高かった為母は入手するのが大変だったと後に語っている。
飲むだけ飲んで買いに行かせて、礼も言わなきゃ金も払わねーってナニサマなんだろうねぇ。幼子3人抱えて大変だっただろうに。
まぁ、そんなもん幼心に見続けてりゃ祖母に懐かないのも当然だわな(尤も原因はそれだけじゃあないが)。それと同時に両親及び伯母と叔父の結婚騒動を見て、結婚なんてするもんじゃねぇなという思い(むしろトラウマ?)も育って今に至る(^ω^)b
結婚⇒出産⇒育児というレールが”当たり前”というのなら、自分は日本の出生率に貢献は出来んが、こんな遺伝的にも精神的にも身体的にも欠陥持っているヤツの血筋なんぞ残さない方がマシでは?とも思う。
最終的にどうなるかは神のみぞ知るってとこだな。