お久し振りです?闇料理人が往くシリーズの一環の郷土食材ネタ。
今回は鹿児島県指宿市にある山川漁港の魚のすり身を使ってみた。ここは古来から重要でかつ良港とのことです。
ちょっと余談。
自分が高校生の時に修学旅行で九州には行ったが、惜しむらくは鹿児島県には行っていないんですよね。
兄貴も高校生の時に修学旅行は九州だったのだが、九州一周だったそうで。その時に鹿児島名物の軽羹にはまり、買ってきて!と頼まれたのだが、探すのにえらい苦労した。バスの運転手さんとバスガイドさんが協力してくれまして、大分県で柑橘入りの軽羹を買うことに成功しました。本当に有難かった!
話を元に戻して、手に入れたすり身とやらは↓
いわしとしいら。
関東だとしいらはあまり見ないですね。あったとしても中国産のが多い。
山川漁協の味付けとあり、揚げるだけで出来立てのさつま揚げが食べられるということで、揚げてみた。
こんなになりました。奥がいわしで、手前がしいらです。
そのまま揚げるのも芸がないなぁということで、牛蒡の細切りを絡めて揚げてみた。
いわしはほろ苦さはあるものの食べ易かった。しいらは甘めだった。
元々薄味が好みな所為もあるのだが、酒(ささ)のあてか?と思いましたね。つまり味が濃い。元々保存食だったからだろうか?自分がそのまま食べるとしたら牛蒡の他に人参とキャベツも練り込みたいところだ。
今でこそ日常的に食べられているが、元々は正月やお祝いの席で頂くものなんだそうな。あと、島津 斉彬(しまづ なりあきら)が薩摩藩主だった頃に生まれたと伝えられているので、江戸時代後期の誕生となりますな。
お店でこの商品を手に取って原材料を確かめていたところ、全く知らないご婦人からつみれ汁にしてもだしが利いて美味しいわよ~。とか合わせると好い食材を教えて頂きました。
店舗で見知らぬ人に食べ方を教えて頂いたり聞かれたりすること、結構あります。とっつきやすい印象なんですかねぇ?
自分も話しかけたり尋ねたりすることありますが、邪険にされたことはないので有り難い話ですね。尋ねた人がたまたまその土地出身だったりすると、郷土愛が止まらない(^ω^)まぁ、方々の人が集まる都市部あるあるですね。
揚げ物をした後は例の如く油が余ったので揚げ物を追加しました。
万次郎南瓜。
若いやつだったので油で揚げた方が美味しく頂けました。
それでも油が余ったので、画像はないが食パンを3枚揚げました。勿論ちゃんとカットしてからだ。
どこぞの御仁に固形燃料とか言われたが、無駄が出なくていい。
本日のお茶。
色々とシリーズが出ているが、自分の身体が人工甘味料とそう相性が良いわけではないので、人工甘味料が入っていないのはよい。
お茶請けは、お皿に入っているものの左のがガトーショコラクッキー。右がチョコチップクッキーなのだが、プレーンのクッキーの中にココアクッキーが入っており、その中にチョコレートソースが入っており、そのソースの中にチョコチップが入っているタイプ。両方ともマレーシア産。
味は甘い方なので無糖のミルクティーとの相性はよかった。
左のはギリシャのトリプルドームチョコレートというもの。ギリシャのチョコレート系のお菓子で美味しいのに当たった記憶がないのだが、これもそうだった…(-_-;)で、やたら甘い。
甘さだけでいうなら相性は悪くないんよ?けどな?このちょいと一癖あるチョコレートの味どうにかならんもん?それともギリシャの風土気候だとこれが美味しく感じられるんだろうか?全く以って謎である。